2013/12/20

2013.12.16(月)キャスト『橋下生出演スペシャル』


12/16(月)放送、キャストで橋下スペシャル『この2年で何が変わった?市民の声にどう応える』
「教えて!みんなの声」では、『橋下市長のココが好き!』と題して、
・政策 ・突破力 ・話術 ・特になし の4択アンケートを実施してた。
「ココが好き」ちゅうアンケート自体が糞過ぎる(`ェ´)ピャー
相変わらずの詭弁で自画自賛しまくりw
見たくもない顔がドアップorz 映像に耐えられる方はこちらへw
耐えられない方は文字でどうぞ☆(聞き間違い等ご指摘ください)


伊藤史隆:
今日のキャストは、橋下市長生出演スペシャル。
大阪ダブル選挙を制して早二年。
泣いて笑って激怒して、激動の750日を橋下徹市長と振り返っていきます。

─GReeeeNの「pride」をBGMに橋下の映像が流れる  (;´Д`)ゲロゲロ

一同:「橋下市長の笑顔が見たい」  ←笑顔どころか声すら聞きたくないwww



伊藤:
こんにちは。12月16日月曜日のキャストです。
12月19日で橋下徹さんが大阪市長に就任されて、ちょうど二年になるという、
今週ですから丸二年を迎えるというところで、今日はスタジオにお越し頂きまして、
ほんとに皆さんはお思いになってる色んな事おありでしょうから、
市長にお話を。二年経ちましたけど。

橋下:
ねぇ、だから知事から含めると、もう丸々こんな事6年やってるんですねぇ
まぁ一体いつまでやらなきゃいけないんですかね、これねぇ、もう。(笑)

伊藤:
まぁ、それは微妙なとこですけれど、ええ。
でですね、今回はキャストをご覧の皆さんに、そして大阪の町の皆さんの声、
もういっぱい頂きながら、橋下市長にこれをまぁぶつけて、
皆さんと共に聞いていこうというふうに考えてます。
「教えて!みんなの声」、今日はこれでお願い致します。

古川昌希:
今日のスペシャルはですね、ここまで二年間ずっと橋下市長の取材を続けて来ています、
ABCの木原記者にも入ってもらいます。宜しくお願いします。

木原善隆:宜しくお願いします。

古川:
さあ、「教えて!みんなの声」のテーマです。今日はこちら「橋下市長のココが好き」
政策、突破力、話術、ん~特になし、四つの選択肢、ご用意させて頂きました。

皆さんの率直な意見を聞かせて下さい。
また、コメント機能もございますので、橋下市長に今これが言いたいというような文言も
皆さん宜しくお願い致しま~す。
さぁ、それではですね、まずこの二年間、橋下市長の出来た事、そして出来なかった事を
こちらで纏めていきたいと思います。

伊藤:
はいはい、ではその前にレギュラーコメンテーターの皆さん、ご紹介致します。
大沢あかねさん、そして小西克哉さん、そして中島岳志さんです。
どうぞ宜しくお願いします。
え~、まっ、中島さん、今日、橋下市長にお出まし頂いたわけですけど。

中島岳志:
そうですね。
これ僕、橋下さんにお伺いしたいんではなくて、放送局としてなんですけれども、
橋下さんが慰安婦発言の時に、「メディアに大誤報やられた」っていう発言をされていますよね。
で、もし報道関係が大誤報やったっていう事になると、
僕、それは非常に報道機関として大変な問題だと思うんですね。
まず、朝日放送は誤報をやったっていう認識なのか、そうでないのかってのは、
僕ちょっと、まずお聞きしておかないといけないと思うんです。

伊藤:
はい、私ちょ、えー、まぁ、その、橋下市長に、まぁ誤報だと指摘をされた事については、
ついては、誤報だと思ってないんです。
はい、誤報ではないという認識の下に、その後も取材活動続けてますし、
で、今日に関して言いましても、橋下さんにはちょうど二年になると。
しかもこの大阪の町を、まぁ預かるトップとして、
で、実は100人の皆さんに街で声を聞いてきたんですけど、
皆さんの声を市長二年になるという、橋下さんに、つまり大阪市長の橋下さんとして、
今日は出て頂いてお話を伺いたいという、こういうスタンスで今日は番組に臨むという事ですね。

中島:
はい、つまりね、これ橋下さんに限らずなんですけども、例えば安倍首相でも結構なんです。
権力を持ってる人が何かの発言をした時に、それを誤報だっていう指摘をした時に、
報道機関はどう対応するべきか、っていうのを報道機関ちゃんと問わないといけないし、
それを問わないまんま、さっき「橋下さんのココが好き」とかですね、
或いは、非常にバックミュージックもですね、
英雄的な音楽を掛けて放送するっていう事については、
僕は、ちゃんと放送局の、これからの姿勢っていうのをしっかりと示して貰いたいと思うんですが。

伊藤:
はい、はい、意見は重く受け止めさせて頂きますけども、
今日は市長としての橋下さんの、この二年間を振り返って、という事で
進めさせて頂きたいと思いますので、一つ、
で、皆さんの声、こう言いながらも色んなコメントを皆さんに記して貰って進めて参りますので、
ここはもう、ですから、小西さん、中島さん、で、そしてあかねさんと、
皆さんそれぞれ思う事を喋って頂きながら、進めていきたいというふうに考えておりますんで、
宜しくお願いします。

古川:木原さんに解説して頂きましょう。
この二年、橋下市長の出来た事、出来なかった事、このようになりますね。

木原:
はい、これはですね、二年前に橋下市長さんが市長になる就任する直前に、
市民の皆さんに公約のうち、どれを実現して欲しいか聞いた時の上位なんですね。
まず、『地下鉄民営化で値下げ』ですけども、来年の春に20円値下げはします。
しかし、民営化議案は継続審議ですし、通らなければ、もう一度値上げすると言ってますんで、
これは△にしました。
それから、『敬老パスの維持』、これもパスは維持したんですけど、
更新料3,000円、一回50円という事で、まぁ無料ではなくなったっていう事で△です。
それから、『水道統合で値下げ』、これは頓挫しました。
で、市長は、 水道局単独で民営化すると言ってますけども、
これも市議会、非常に反対が強いので、現段階では難航必至という事で×です。
続いて、『学校選択制』ですね、これは来年の春から小・中学校、区長の判断で、
24区の内、12区で実施します。
これは、区長が区の実情を聞いて、出来る区から始めるという事ですので、
これは実現したので○にしました。
そして、『全中学校で給食』を始めました。
始めたんですけど、ただお弁当と選択制なんで、実は人気がなくて、
今、給食を選んでる子は1割しか居ないんですね。ですので、これも△。
そして、『待機児童ゼロ
これも保育ママ事業始めるなどして、減少傾向にはあるんですけど、
まだ287人居ますので、これも△と、こういうふうに採点させて頂きました。

伊藤:
はい。と、まぁこれは取材を通じて、ABCの木原コメンテーターの採点でして、
橋下さんご自身の自己採点は、どうなのかしらという事で、
これがまぁ二年前に、ABCをご覧の皆さんが一番、こう関心があるというところだったんで、
是非それぞれに、あのー

橋下:入れて良いですか。

伊藤:ええ、入れて、あ、立って頂けますか。

木原:1個だけ○

※橋下の採点:「待機児童ゼロ」は○、それ以外は◎


伊藤:その心はまず。

橋下:
これはですねぇ、まぁ僕もこの世界入って、よく分かったんですけどね、
あのー地方政治っていうものは、市長と議会というものがね、並立でこう物事を進めていく、
まっ、そういうのが地方の政治行政なんです。
一番重要な事はですね、役所内で、こういう計画をきちんと纏める事が出来るかっていう事が
重要なんですよ、地方政治では
役所の抵抗全部あるんです。
以前の平松市長の時には、どれ一つも役所さえ纏める事が出来なかったんですよ。
全部これ、地下鉄の民営化なんて、これ平松市長の時には、もう組合が猛反対して、
民営化の「み」の字すら言えなかったわけですね。
えー、敬老パスの維持といっても、これも一部負担を求めないと、
高齢者の皆さんの負担を求めないと、これはもう持続可能な制度にならないって事は、
ずっと言ってたんですけども、前市長の時には、これも何も出来なかった
結局、役所をですね、纏めて計画を出す。
で、僕は維新の会、少数与党ですから、これは有権者の皆さんが維新の会を過半数、
与えて下さらなかったのでね、その中であと進められるかどうかっていうのは、
ある意味、民意を汲んだ議会の判断になりますから、
僕の役割としては、役所のほうできちっと制度を作って、役所を纏め上げて、
議案としてしっかりと議会に出すっていうところまで
で、ある意味そこが一番重要なところで、それは全部出来てます
特に中学校の給食は、もう全校実施がありますしね。
まっ、そういうところなんですねぇ。

木原:
市長仰るようにね、市長と議会と二元代表なので、結論が違う事はあり得ると思うんですが、
ただ、実態としては、去年調子の良かった頃に比べると、議会の態度も厳しくなってきて…

橋下:そりゃ、そうです。

木原:
非常に難航してる物が多くなってきてるっていうのが事実だと思うんですが、
その辺は、どう打開していくおつもりですか。

橋下:
いやっ、これはね、あのー与党を纏めきれなかったら、やっぱりそれは僕の責任でもありますけども、
そのあとの野党は野党なりの考え方ありますから、
まぁ修正しながら進めて行ってます。
で、特に△も色々、木原さん付けて貰いましたけども、
実現出来た、そのものっていうものは、これの20倍30倍あるわけなんですね、
実現出来てるやつは。
まっ、そこは、なかなか報じられませんし、
で、水道統合の値下げもね、あのやっぱり値下げ、あの市民の皆さんの負担を下げるっていうところが
目的ですから、まっ、次、統合がやっぱり議会でペケになってしまった以上は、
民営化っていう、その方法で水道料金の値下げをやっていきます

伊藤:
仰るように、その行政、トップがその役所と共に、やるべき仕事の、議会の仕事ってのは
あると思うんですけど、で、ここまでで、私の仕事はって言われると、
さぁ、果たしてってという。

小西克哉:
いや、あのねぇ、ちょっと橋下さんの、僕は定義は、ちょっとおかしいと思いますよ。
やっぱり、政治家は結果責任なんで、行政府で纏めたら、OKだったら、
そらオバマ大統領、苦労せえへんわけですよ。
やっぱり、いかに議会を説得出来るかというところを込み込みで、
やっぱりリーダーは判断されるから、あのー頑張られてるとは思うんですよ。
思いますけども、やっぱり二重丸というのは、ちょっと自己評価が高過ぎるなあと。

橋下:いやっ、それは…

小西:いう感じやと思いますねぇ。

橋下:
それはですねぇ、まぁ議会の説得は勿論しますけどもね、
まぁ、少数与党でのある中で、基本的には議会は我々維新の会、
賛成多数にはならない事からスターとするんですよ。
で、その中でね、やっぱりそこは、あのー、水道統合の、まっこれは確かにペケ
あの、完全に否決をされましたけども、あとは否決にはなってない中で、
修正掛けながら、修正掛けながらやってるっていうところをやっぱりそこは見て頂かないとね、
その、地方政治で市長が言った事が全部実現出来るとか、
あーそれから維新の会が過半数ないのにね、えー議会で否決されたら、
その何も進まないって事じゃなくて、まさに議会での否決っていうのは
そら有権者の意を汲んでるところですからね。
ま、勿論、おー政治っていうのは時々のその、まぁーこれはシビアですけども、
支持率っていうところで影響されますから、僕の今の政治的なポジションというところを見て
議会は、まっ是々非々で色々判断してるっていうところなんですね。

伊藤:中島さん、中島さんどうですか。

中島:
そうですね、僕、橋下市長の仰る通りのところ、あると思うんですが、
それを越えてどう議会を説得するのかっていうのが全国の、なかなか市長と組長と与党が
一致してるとこって珍しいぐらいですね。
それを相手をどう説得するのかっていったときに、橋下さんに対してノーだっていうのを
例えば、自民党なんかは非常に強く出している。
そこの説得工作というか、そこで何かを決めていくという
プロセスに問題があったんじゃないかなと思うんですけど。

伊藤:
木原さん、これねぇ、取材続けてて、議会と橋下市長との今、向き合い方が
どうなんだっていうところもありますよね。

木原:
ええ、はい、やはり議会、どんどん厳しくなってます。
で、この確かに市長仰るように、公約には殆ど手を付けられてるんですね。
スピードは速いです。このスピードが速いのは裏腹で、
スピードが速ければ、議会では拙速だという批判が出て来るわけですね。
ですから、その辺りでどんどんと風向きが厳しくなってるというのは事実です。

橋下:
これはねぇ、選挙というものがあれば仕方ないんですよ。
ですから、あのー選挙がない中でね、みんなで話し合ってコンセンサスを取っていく、
これはあのー選挙がなければ、そういう事出来るんです。
しかし、選挙というものがある以上は、ここはねぇ、理だけでは動かないんですね。
やっぱり感情、そういうものが入ってきて、最後は選挙で戦うわけですから、
あーそういうところを踏まえて、否決、ペケ、これはまぁある意味政治でね、
まっそこを乗り越えようと思うと、どうしてもそのほかの理論の部分、理屈の部分じゃなくてね、
感情的な部分というところで乗り越えていかなきゃいけない
まぁこれは、まぁ難しいですわ。

伊藤:ただまぁ、難しいですけど、ただ…

橋下:
そりゃそりゃ、そんな簡単には。
で、日本のねぇ、地方自治体の中で、これだけ与野党が激突してる地方自治体は大阪ぐらいです。
ほかはねぇ、もう自民党、公明党、民主党、みんな三会派で、まぁ担ぎ出された首長ですから、
そら楽ですよ。
その替わり改革も何も出来ないっていうのが、ほかの自治体の現状なんですよね。

伊藤:
その、でも大阪のまぁ、現状で言いますとね、そのー橋下市長は、ここまでは私の仕事、
例えば議会が動かしてくれんだけど、ほんとにそこ、まぁ修正修正と仰いましたけれども、
こっから次の半年、次の一年、どんどんやっていかないと、
これは進んでいかないっていう事ですよね。

橋下:
議会が動くのは何かといえば、政治家同士の僕らの、その話し合いじゃなくて、
最後は民意なんです。
だから、最初の当初の時には、ほかの会派も僕のほうについて来てくれた、
くれてたっていうのは、民意を感じてたんでしょうね。
ですから、地下鉄の民営化にしてもね、そのほかの問題にして、まぁそのほかの違うほうにしても
例えば、市民の皆さんが地下鉄の民営化、絶対やってくれっていう声が高まって来て、
それが議会のほうが、それを感じ取ればね、そちらのほうに来るんです。

小西:
学校給食、僕ね、凄く意欲的な話やと思うんですよ。
やっぱり中学生ぐらいが、ちゃんとやっぱり…

橋下:そうなんです、そうなんです。

小西:
栄養なるもん食べさすという事やけど、やっぱり不味いん違います?
だって9割選んでないという事は…

橋下:いやっ、そらっ…

小西:あきませんよ。やっぱり是非ね、美味しい物にして下さいよ。

橋下:
これはねぇ、そうなんです。
ほかのところはね、ほかの自治体は、強制的に全員給食にしてるんですよ。
で、大阪の場合には、まず最初選択制っていう事やったんです。
そしたら、やっぱりこういう数字になりました。
まぁ、徐々にこれね、もう来年度からは、ある意味学年しんこう、あの、新入学生に対しては
もう全員給食ってやり方を取っていきます
問題なのは、これ中学校で給食やろうと思ったら、40億、50億掛かるんです。

小西:設備投資がね。

橋下:
で、このお金を捻出する為には、敬老パスなんかでもご負担を頂きながらとかね、
色んな改革をやらないと、これ一つやるにも40億、50億、お金が掛かるんですよね。
だから、今まで出来なかったんですよ。

伊藤:
今まぁ、図らずも市長から、民意っていう声が出ましたけれども、
キャストでは、とにかくこの数日間みっちり時間掛けまして、
これだけの市民の皆さんの生よ、この声を聞いて参りましたんで、
皆さんの声を聞きながら、また話を進めていこうと思います。

髙橋大作:ちょっと聞いてや、橋下さん。

ナレーター:
キャスト恒例の街角緊急調査。橋下市長、市民はよーく見てますよ。
かつては、70%を越えた支持率、先月初めて5割を切った。


─街角の声

神野勝三郎さん(68):だいぶ化けの皮が剥がれてきたような印象を持ってます。

松岡杏奈さん(21):あのー不倫騒動とか色々あったんで、好感度下がりました。


ナレーター:飛び交う批判の声。だが、よーく耳を傾けると、見えてきた事がある。


加賀盛子さん(73):もう橋下さん大好き

髙橋:あっ、そうですかー

加賀:うん、色々叩かれたけどね、ああいう人も居てないと駄目だと思う。

山本諒さん(31):
一歩先の未来を考えて、やってはるっていうところと、あとは、そうですねぇ、
あの人しか、僕は日本変えれないと思います。


ナレーター:大阪の街角で、100人に橋下さんの今を聞いた。好きと答えた人は60人


山田結子さん(25):
地下鉄が良くなったりとかも、橋下さんのおかげかなって。
電波(携帯)も良くなったし、なんかお手洗いとかめちゃきれいになってきてるし。

斎藤達夫さん(67):
おとなしなったんちゃうん。もっとバンバン言うたええんちゃうん
今までないんちゃう、あんな政治家。
もっとバンバン言うたほうで、ええんちゃうか。ええと思うけど。


ナレーター:好きだからこそ、最近の橋下さんが心配だ。


今村里香さん(18):白髪が多くなった?そんな事ない?

西村悠花さん(23):5歳ぐらい(笑)老けたと思う。もっ若く見えました、前は。

石橋太輔さん(38):なんかねぇ、最近ちょっと疲れてるように見えるねぇ(笑)


ナレーター:市民たちからのエール


井上玲子さん(72):橋下さ~ん、愛してる。ズバズバ切って下さ~い。要るとこは要るよ~

丸井晴樹さん(65):周りに振り回されないで原点に立ち戻って頑張って下さい。

白山邦夫さん(71):橋下さん頑張って。世間に負けんと、一生懸命やってな~。


ナレーター:そして、こんなアドバイスも貰った。


北口美代子さん(72):
橋下さんねぇ、なんかあのーあれですやん。
前からの、なんかねぇ、あの凄い覇気がなくなってきたん違いますかねぇ。

髙橋:そういう時ってね、どういうふうにしたら良いんですかね。

北口:
どういうふうにしたら良いかなぁ~
えーっと、旅に出ますかねぇ。(笑)
ディズニーランド宜しいわ、ほんまに。ディズニーランド行ってね、
ワーって言うて来はったらどうですやろかねぇ。
ああいうところでね、ちょっとやっぱり、あのー色んな人と触れ合いしはったほうが良いと思うんです。


─スタジオ

伊藤:旅出るのどうです?

橋下:いやぁ~今の市長業務やりながら難しいですもんねぇ、終わってからじゃないとねぇ。

伊藤:
もう実は、100人の方に、ああやって、お名前もお歳もお仕事も伺ってのインタビューって
なかなかテレビ局って出来ませんで、まぁそれだけ皆さんは、
真剣に答えて下さったインタビューだったんですけれども、ご感想はいかがですか。

橋下:
いや、嬉しいですね。
まっやっぱり、大阪市民の皆さんて、ねぇ、市政の当事者ですから、
僕のその色んな、あー振る舞いによって影響受けるわけですからね。
まずは、関心持って頂いた。
まぁ要は、今までは市長が誰であったとしても、何も変わんなかったんですよ。
そら、何も出来ないです。
今までの市役所の組織の中ではね、市長が旗振ったところで何も出来ない。
まぁ西成なんかでもね、これほんとねぇ、力入れたやつを、指示したやつが
ほんとに、こういうふうにダイレクトで反応で出てるんだなあと思いましてねぇ。

西成なんかも不法、ゴミの不法投棄、これ全部、子供たちが通学する前に全部撤去してくれって、
僕が言わないと、やっぱりこれ出来なかったですねぇ。
あと、どこでしたっけ、あのトイレのね、地下鉄のトイレがきれいになったとか、
あれも30億ぐらいのお金が掛かって、これも、前市長まで、もう誰が言っても、
動かなかった事、まっそういう事を敢えて市民の皆さんに、あのー一つでも二つでも
感じて頂いてるってのは、非常に有り難いです。
まぁ勿論、僕がやってる事が全部が全部ね、正しいわけではないですけどね。

伊藤:
まぁ、これちょっと、後ほどしっかりやろうと思うんですが、これ結構多かったです。
都構想さっぱり分からん」と。

これもちょっと後ほどお話し頂きたいと思うんですけれども、
公募で人柄見抜けてる?」っていう、ご意見ございました。

橋下:
これはでもー、あのー、じゃ民間企業でもね、じゃ全部が全部
採用で人柄見抜けてるかっていったら、そうではないと思うんですね。

伊藤:
ただまぁ、お役所の、で、しかも学校の校長先生だったり、
そのー役所のトップであったりっていう方の人柄は、やっぱり民間企業の確立よりは
もっと高くして頂かないとってのは、やっぱり。

橋下:
勿論そうですね。
ただ、あれはねぇ、あれこそ、まさに報道、また誤報がありましてね、
その公募校長不祥事っていうものが6名とか、あー7名で出たんですけども、
最後、教育委員会の再調査の結果、処分に値しないっていうふうに、もう結論付けてるわけです。
それをもう報道のほうが一面の記事で、不祥事、不祥事ってやるもんですから、
ああいうふうになりました。

木原:
いやいや、これも我々は誤報だと思ってませんけど、不祥事は不祥事なんですよ。
ただ処分しなかっただけで、やはり校長として正しい振る舞いをしてるかというと
問題があるという事は事実やと思ってます。

橋下:
ただ、あのレベルの事であったらほかの校長も同じような事は、沢山ありますんでね。
ただ、2名、あの公募校長の中でね、あのー退職せざるを得なかったっていうのは、
これは問題です。
だから、ここは採用含めてね、きちっと厳格にやっていこうと。
ただ、今までのね、じゃあ公募校長で、外から来た人材、まぁ何か問題があったら、
そこだけ取り上げられますけども、
今までの大阪市の教育行政で、じゃあ問題なかったんですかっていうとこですよ。
大きな問題、沢山あったんです。
体罰の問題、一つすら解決出来なかった
そういう中には、やっぱり外部から人材、入って来てもらって、そこで議論してもらってね、
今までのやり方の何が問題だったのか、あーお互いに議論してね、
切磋琢磨してくれれば良いと思うんですよね。

伊藤:教育の…、はい。

小西:
橋下さん、都構想なんですけどね、以前は大体過半数の支持があったんですけど、
最新の朝日の11月の世論調査では、三人に一人ぐらいしか賛成してないんですよ。
これ、なんでこんなに下がってると思います?

橋下:
あれはねぇ、まぁーそりゃやっぱり、僕の政治に対するその支持の問題もあると思いますしね、
ただ、朝日新聞の世論調査では、そうですけども、
読売新聞の調査では、あー5割以上が賛成してるわけなんです。
これはもう分からないです、ですから。
だから最後は、住民投票で決めるべきであって、
これは全国の自治体で、こんな事やるのは初めてですけどね、
最後は住民投票で、住民の皆さんに決めて貰うと。
だから世論調査は、そら各新聞社によっても違うでしょうしね。

小西:
一つ、僕ね、橋下さんに是非、あのなんていうか、申し上げたいのはね、
橋下さんの市政、これ今の市井の声をどう反映するかという事が
僕は一番大事なとこやと思うんですよ。

つまりね、これまぁ維新の会も含めてなんですけど、
やっぱりもの凄く、有識者とか、あと元官僚とか、それからその評論家とか、
そういった人の意見を吸い上げて、初めからかなりがっちりした、
そのー政策を取って来られたと思うんですね。
でー、だけどもう恐らくね、橋下さんの一番得意なとこは、
やっぱり町のおばちゃんに、やっぱり意見を聞く、そういう、つまり町に出て行って、
市井の声は何かという事を初めからやって行くという事が一番、今欠けてんじゃないかと思うんです。

橋下:小西さん、それをやる為に都構想が必要なんです。何故かと言いましたらね…

小西:いや、…

橋下:じゃ、せ、市井の声…

小西:
だから、なんでそれが大事かというとね、僕は橋下さんがやっぱりこれ数字が落ちてるのは、
まぁ朝日でも読売でも、まっ基本的には上がっていないんですよ。
それは何故かというと、やっぱりね、基本的にやっぱり慰安婦だと思うんです。
でー、はっきり言うて、あそこでもあったようにね、もうとにかく、
余計な事喋べんなみたいなん、ありましたけど、
ステイフォーカストっていう言葉が、スティーブン・ジョブズの有名な言葉があります。
これ政治家はね、とにかく焦点、焦点を絞って、やっぱり突き進んで行かないと、
ブレたら、一発で色んなもう実現出来なくなるんですよ。
橋下さん、色んな事やりてんのは、僕はエネルギッシュで良いと思うんだけど、
やっぱりね、あのー、こう突き進んで行く突破力が、今欠けてると思うね。
それ、市井の人のやっぱり声を聞いて、
例えば、アメリカの政治家なんかやったら、選挙でなくてもね、
あっちこっちで遊説して、で、タウンミーティング開くわけですよ。
そういうの一回やってみたらどうですか、大阪で。

橋下:
それはね、やってるんですよ。
でー、これが都構想が必要な、まず理由なんですけどもね、
大阪市260万人を抱えて、大阪市長が市民の声を全部汲むなんてのは、これは不可能なんです。
だから、これは東京都なんかであれば、それぞれの区長は選挙で選ばれてるんですね。
この選挙で選ばれた長が、やっぱりこれはあの声を汲み上げていかなければいけません。
260万人の市長で、僕は地下鉄も大学も病院も水道も、これはもう一つがねぇ、
巨大な企業ですから、まぁ20、30の企業のトップをやってるようなもんでですね、
これをタウンミーティングをまた、隈なく回ろうと思っても24区あります。
だからこそ、大阪市内に大阪市長以外にね、その選挙で選ばれた区長を複数人置いて、
もっと住民の皆さんの声を汲み上げなければいけないという、
そういう仕組みを作らなきゃいけないんです。

小西:
勿論グループでやるの大事なんだけど、一番発信力のあるのは、やっぱりそら橋下さんなわけで、
それがここでもうテレビに出て来るというのは、ある意味で空中戦をやってらっしゃると思うんだけど…

橋下:ただね、小西さん…

小西:空中戦も大事だけど…

橋下:そりゃそうですけどね…

小西:やっぱり、やっぱりねぇ、地元を回らなあきませんよ。

橋下:小西さん…

小西:こんだけの説得力を持つ為には。

橋下:
地下鉄、地下鉄民営化やるだけでもねぇ、
多分市役所の中に閉じこもって二年も三年も掛かります。
今の僕のスケジュールは、朝から夜まで市役所の中での打ち合わせだけでね、
外にも一歩も出れないんです
だから、前市長がなんであんなにね、地域ばっかり回れたのか、僕は信じられないです。

小西:
だから、リテールも全部自分でやらないと駄目という人は、絶対離れられないけど、
それをどのぐらい、いわゆる委譲出来るかという事だと思うんですよね。

橋下:
やってこ、やってこれなんですよ。
だから、区長をね、公募区長制にして、今までないぐらいの権限と財源を与え
役割分担をきちっとやってもね、大阪市長っていう仕事は、まぁ~これはね、
もう無茶苦茶な仕事ですよ。
だから、それ…

小西:制度の問題かなあ。

橋下:
で、もう一つはね、で、もう一つはね、その慰安婦問題、まぁここでは、もう議論はしませんけども、
これはやっぱりね、政治家としての、まぁ色んな考え方もあり、
いーこれからのやっぱり、僕は日本社会、まぁ国際社会においてね、
あの問題は、色々クローズアップされてくると思ってますから、まぁ、あの問題置いといて、
ただ、市民の皆さんの声を汲む為にはね、そら大阪市内に選挙で選ばれた区長を
複数人置かないと、これは無理です。
だから大阪市政で一番ね、問題だったのは、民主主義が不足してたんです。
だから、労働組合から応援を受けた、その市長、色んな団体から応援を受けた市長がね、
それこそ市民のほうを向かずに、大阪市民が、これまで大阪市役所に対して
大阪から出て行けって言ってたのが今までですよ。
それをやっぱり変えていくっていうのは、
市民の声が汲み上がるような仕組を作っていかなきゃいけないんです。

伊藤:中島さん、その仕組の事も含めて、どうですか。

中島:
幾つか申し上げたいっていうか、お聞きしたいとこあるんですけども、
なかなかもう市役所に居るとね、全く時間がなくて、出る時間がないと仰ったんですけども、
一方で、一時期殆ど市役所にいらっしゃらず国政に出ていらっしゃった
その時間はあるけども、市民の所へ出て行く時間はない
これちょっと僕は通らないんじゃないかなと思いますけれどもね。

橋下:
まっ、それはねぇ、政治をやれば分かりますけども、
法律を変えよう、国の制度を変えようと思えば、
それはねぇ、国政政党を作るとかね、要は国に言っても聞かないんだったら、
自分たちで国政政党を作って、それで変えていく
実際にそれでね、幾つも今まで長年、大阪市役所が言っても何も動かなかった事が
そういう制度が変わってってるんです。
で、その時間は必要、それもやらなきゃいけない。
大阪市長っていう立場だけで、いくら国に言ってもね、何も相手されないんですから。

伊藤:
で、町へ出てくよりも、そちらのほうが橋下市長の、この二年間の判断でいうと、
そちらのほうが重要だったという事ですか。

橋下:
それも重要です。
で、町の、その声というものは、公募区長制度ってものを作って、そこで、あの町の声を聞く。
でも、どーれだけやったところで、260万人のその声を汲み上げるなんていうのは、
これは不可能なんです。
だから、全国のね、市町村の約9割は、9割は10万人以下の、その人口で構成されるのが
普通の市町村なんです。
10万人ぐらいになるとね、そら市長が町に出て、色んな声聞けますよ。
260万といったら、京都府や広島県並ですから、その京都府やねぇ、広島県の中には、
市町村長っていうものは、15人から20人居るんです。
これをぜ~んぶ一人の大阪市長がやるってのは無理ですね。

伊藤:
ただあのー、木原さんが、この表持ってくれてるんですけど、大阪都構、今回あの、
区割りっていう事でいうと、五つの区に分けたら一番良いんじゃないかって、橋下さん仰ってて、
そうなると、今仰ったその10万人なんていう規模には、当然なりませんよねぇ。

橋下:
だから、僕の今の立場よりも、まだマシになるという事です。
で、これ以上ね、割っていくとね、もっと費用が掛かるんです。
だから、費用の面と、それから住民の近さっていう事を考えると、
この5区っていうところが一番バランスが良いだろうって事なんです。

中島:
つまり適正規模って、最初は橋下さんは、30万っていうのが、まぁ限界ぐらいだろうと仰ってた
で、これ260万人ですから、割る5をすると、これ50万人越えてくるわけですねぇ。

伊藤:そう、結構大きな塊になりますね。

中島:
北区なんかが含まれるとこになると、もう60万人に近づいていく。
そうするとですね、なかなかここで出来た区長、或いは議会っていうのも
またかなり大都市並みになりますから、そう簡単に声が届かない。
それよりは、現在の24区の区政改革のほうが
私は意味があるんじゃないかなと思うんですけれども。

橋下:
あー、それは全く違います
もう今の区政改革は、今公募区長制度で、多分全国の政令市の中でも、
これ以上出来ないってぐらいの改革やりましたけども、
今の西成区長でもね、ゴミの不法ときもん、不法投棄問題はやっぱり解決出来ないんです。
これはやっぱり、トップで、選挙で選ばれた長じゃないと、あの組織は動かない
で、確かに、これでね、まだまだあのー住民の声が届くか届かないかって、
色んな議論ありますけれども、今よりも遙かにマシになります。
それから、50万ていうのは、東京の23区の中でもね、50万人クラスってのは幾つもあるんです。
でも、今の大阪市長だったら、住民から届けられる、そのー手紙なんていうのが
もう2万とか3万とか4万ですよ。答えられません
このレベルになると、大体2、3、2~3000ぐらいまで落ちますんで、
そうすると、まだ住民の皆さんに向き合えるという事なんです。
だか、今よりも良くしようって事なんですね。

木原:
はい、はい、都構想の話に入っちゃったんでね、その今よりも良くなると仰ってますが、
野党が反対してる理由ですねぇ、

自民党などは、「大阪市のままのほうがコストが安くて済むじゃないか」と言ってますし、
それから共産党などは、
「区役所が幾つにも場所が分かれてしまって、生活が不便になるじゃないか」
と、いうふうに言ってます。この点はどうでしょう。

橋下:
これは民主主義を、だからどう考えるかですね。
まずあのコストの話をまず、ちょっとあとで話をしますけども、
やっぱり、今の260万人という大規模な大阪市の中に、選挙で選ばれた長が一人だけってのは、
これは、民主主義の不足ですよ。
そら幾ら区政改革をやったところで、区長は市長の部下なんですから
区長がどれだけ住民の中に入っても、決定権と、そのお金っていうものは、
もう町を変えるだけの物は持てません。
だから、選挙で選ばれた長が絶対に、大阪市内に複数必要なんです。
そら多ければ多いほどねぇ、住民の皆さんに近いって事になりますけども、
それはね、また、じゃあ普通の村とか町が出来る事と、50万人規模が出来る事は違うので、
まぁ50万人ぐらいだろうと。
それから、コストは、これは今、初期費用が掛かるかも分からないけれども、
トータルで考えれば、きちっと特別区にして、それぞれの区で、
そのマネジメント、お金のね、必要なところ、それから不要なところを削って、
必要なところに回すっていう事をそれぞれの地域でやって貰ったら、
必ず、これは財政的には安定します

小西:
橋下さん、私の質問はね、つまりあのこの都構想を、支持を高める為には、
どうしたらええかという質問には、自分は忙しから出来ないので
区長にやって貰うという、そういうお答えで宜しいんですか。

橋下:違います。この今年から住民投票に向けて、そら徹底して回りますよ。

小西:誰が。

橋下:僕がです。

小西:あーそうですか。

橋下:
で、それはね、簡単にその回れ回れって言いますけども、
選挙やる時に、実際にお金がないところから維新の会立ち上げた。
あん時には、400回、500回、回ってるんですよ。
しかし、そればっかりは、仕事出来ませんからねぇ。
前の市長は、そればっかりやってたんです。
でも、普段こういう事をやりながらね、今年の、あの、あ、ごめんなさい、来年の1月からは、
そら回って、説明に入りますよ、それは。
ただ、大阪市役所の仕事もやりながらやらなきゃいけませんけどね。

伊藤:
はい、まぁ実は、皆さんの声で一番多かった、ここがよく分からない、
ここをどう進んで行くんだって、都構想につきましては、このあとお話をまた進めて頂こうと思います。

(CM)

伊藤:
今日のキャストは、橋下大阪市長、生出演でお送りをしてるんですが、
ここでニュースが一つ入っています。

泉北高速鉄道などを運営します第三セクターの株式売却の議案が
大阪府議会で、維新の会から造反議員が出まして、否決されました。


大阪府は、泉北高速鉄道などを運営する会社の株式を
最も高い購入額を提示したアメリカの投資ファンド、ローンスターに売却する方針を決めました。
しかし、次点だった南海電鉄がローンスターより、運賃の値下げ額を70円上回る提案をしていた事から
府議会で過半数を持つ維新の会からも反対意見が出ていました。

本会議採決は、予定より2時間遅れて始まり、自民、公明、民主、共産のほか、
会派として賛成を決めた維新からも4人が反対に回り、売却案は否決されました。

維新の会から造反議員が出るのは、結党以来初めての事です。
という事になりまして、木原さん、こうなると、どうなるわけなんですか。

木原:
これは仕切り直しですね。
ですから、入札をもう一度やり直して、
これで自動的に南海に行くわけではなくて、もう一度白紙からやり直すという事ですが、
ただ、このOTKの問題も重要ですけど、今回重要なのは4人造反したっていう事ですよね。
でー、先ほど維新の幹部が「造反者は除団にする」と言ってますので、
そうすると、府議会で維新は過半数割るんです。
そうすると、都構想の議案も通せなくなるという事ですよ。

伊藤:これは、市長どう思われますか。

橋下:
ん、まずー、あのー議会で否決された事をね、あのー間違って欲しくないのは、
あのー、あのOTKの民営化っていうのは、僕が知事時代に旗を振って
それこそ、あれやるだけでも、普通だったら10年、20年掛かるやつを
あの一案件だけでも、10年、20年掛かります。
大変複雑な案件を全部解きほぐして、株の売却までいきました。
で、今回否決されたのはその、売却先を否決されただけですから、
維新の会がやろうとしている株を売却して700億、800億のお金を作って、
別の所に投資する、これはやっていきます。
売却先について、ちょっと維新の中で割れたという事です

伊藤:で、むしろ、ここ、伺いたいんです。4人造反議員が出ました。で、除団する。

橋下:
そら民主主義ですから。
それは政党っていうものはね、議論を中で内部で尽くして、
でー、最後政党の中で多数決をしたらですね、それに従うって事をやらないと政党は成り立ちません。
だから、あの内部で意見が割れるなんていうのは、もうそれ幾らでも良いんですよ。
日本維新の会で、僕と石原さんが割れてるとか色々言われますけど、
そら意見違うとこ沢山あります。
でも、最後多数決で決めるってのが政党であって、それが出来なかった以上は、
まぁ、あのーこのメンバーには出て行ってもらう。もうそれしかないです。

伊藤:
という事は、さっき木原さん言いましたように、大阪府議会の過半数でなくなる。
さっきからまぁ、これまぁ市議会の話でしたけれども、府でも色々、
府と市が改革しようというところで、議会とどう対峙していくか、
どう話し合っていくかっていうところでいうと、これ厳しい局面にはなりますよね。

橋下:
だってねー、元々ですよ、僕が維新の会を作った時に、議会をね、こうある意味、
議会のリーダーに、その市長や知事がなるっていうと、
独裁になるとかいうふうに、みんな言ってたわけじゃないですか。
という事は、過半数を割れたほうがね、ある意味民主主義に叶ってる
で、僕は大阪市議会、まっ色々言われていますけども、
少数与党の中で、進めるところはずっと進めてるわけですから、
あの大阪府議会でもね、過半数なくても、そら松井知事と議会のほうで話をしながらね、
進めていけばいい。
で、おあのー大阪都構想についても、今あー、大阪市議会では過半数ないわけですから、
最後はやっぱり公明党さんとの政治折衝が必要になるんです
これは、市議会も府議会でも同じですから、
府議会で過半数を割れたところで何の影響もないです。

伊藤:はい。

中島:
つまりね、市井の声をっていうふうに、さっき小西さん仰いましたけども、
やっぱり、堺とか、その住民の声っていうのは、
これ非常に不味いだろうという判断になったわけですよね。

伊藤:維新の会も堺で選出された皆さんが「これは維新の方針には賛成出来ない」っていう…

中島:つまり…

伊藤:判断をしたっていう事ですね。

中島:
今の、やっぱり市井の声というか、市井の側から見ると、やはり維新の会。
そして、橋下さんの政治手法っていうのが、どっかで上から目線
或いは数で、何かを強引に通してしまおうというふうに、見えてる、
僕は、この結果だと思うんですけれども。

伊藤:さっ、で、皆さんはどうお考えになっているのかっという、「教えてみんなの声」お願いします。

古川:
3200のご投稿頂きました。皆さん有難うございます。
結果はこのようになりました。

特になし38%が1位ですが、もうほぼ同じ2%差で突破力です。
コメントなんですけれども、橋下さん、このようなコメントが一番多かったそうです。
突破力にご投稿頂きました40代女性の方、
「そんなに石原さんの力は必要ですか」という問いなんですが、いかがですか。

橋下:
うん、これもやっぱり国政政党っていうものを纏め上げる時にはね、
あのー、政党には重鎮は必要です。
これは、大阪維新の会、市議会、府議会を纏めていく時にも
これはベテランが居るから纏まっているんです

伊藤:かなり意見は違うんですか。

橋下:
歴史認識とかー、まぁそういうところでも違うところありますねぇ。
でも、お互いにそこは理解をして、もうそこは、あのー合致は出来ないねと。
だから、政党である以上は、まぁ多数決で決めていこうって事にしてますけどね。

伊藤:
分かれて何かを進めるより、石原さんと一緒に進めたほうが、
橋下さんは、自分がもう正しい道に行けるというふうに思ってらっしゃるわけですか。

橋下:
国政政党はね、やっぱりあのー、これ僕がどうのこうの言う事ではなくて、
あのー、これはもう自民党に替わるね、そのー野党ってものをしっかり作らなきゃいけない。
その時にですよ、あん時は民主党が居た。
一人で手挙げて、お金もない中で、「俺が民主党に替わる野党過半数を作るんだ」ってったって
そんなの非現実的じゃないですか。
まぁ皆さん色々言われるけども、全くお金がないところで、
そのー衆議院議員50人以上当選させるっていうところが僕の第一歩でね。

小西:東国原さんと…

伊藤:そう、こういう方が出て来たりしたわけですよね。

小西:橋下さんの一言でもって、これ決断したて言われたんですが、あれ何言われたんすか?

橋下:そんなん男同士の話なのに言えないじゃないですか~

小西:ちょっとだけ教えて下さい。

橋下:(笑)

古川:さぁ、そして、ほかにもですね、このようなご意見。特になしに…

橋下:けん、でも、喧嘩ではないですよ。ええ。全く喧嘩ではないです。

古川:なるほど。「何がしたいのか見えない。原発はどうなったの?」というご意見もありますが。
橋下:
原発はねぇ、あのー結局、基準を厳格化して原子力規制庁がしっかりと、その規制をやってね、
それから、使用済核燃料についても、きちんとルール化をする
それから、あー電力市場についても自由化をやれば、自ずと30年代にフェードアウトなるんです。
だから僕はそれはねぇ、政治家が肝に銘じなきゃいけないのは、
原子力をもう推進するってのは、今の日本の民主主義のこのたいせー体制では無理だから、
なくなる事を前提に、もっと手を打たなきゃいけないんですよ。

伊藤:橋下さんは、なくすべきだという、声を上げる立場ではないんですか。

橋下:
いやいや、だからそりゃもう、そのほうに収束していきますから。
だから、替わる物をね、目掛けていかなきゃいけない。

伊藤:
原子力の政策は、これからむしろ是に展開していこうなんていう経産省の話なんかも出てますよ。

橋下:
いや、そりゃ無理です。そら無理です、無理です。
だってねぇ、東日本の、あの大震災の瓦礫、あれ、小西さんね、
瓦礫受入の時もどれだけ住民協議をやったか
それだけでももうほんとは一年掛かりですよ。
で、あれをやるだけでもね、全国の自治体拒絶する。
使用済核燃料の最終処分ね、技術的…

小西:石原さんと分かれたほうが、その主張はっきり分かりましたけど。

橋下:技術的には可能でもねぇ、政治的には絶対受入られないです。

小西:
僕、ほんと100人ぐらいもう聞いてねぇ、あの大阪の市民、みんなそれ言うてましたよ。
「なんで石原やねん」言うて。

伊藤:中島さん、今の、その国政との絡みでいうとどうですか。

中島:
そうですねぇ、なかなか僕は理念のそもそもですねぇ、
東国原さんから石原さんってのは、相当違うわけですね。
ご本人にお話を、この番組で聞いても全然違うと仰る。
それがやっぱり、あまりにも掛け離れた人を一緒に数の問題で一緒にしたっていうのが、
そもそも大きな問題じゃないかなと。
理念、理念って言ってきたところがブレたんだと思いますね。

伊藤:
さぁ、橋下さんお忙しい中、スタジオにお越し頂いたんですが、ちょっとお時間も尽きてきましたので。

橋下:あーそうですか、はい。

伊藤:
これまでお出まし頂くとですね、
「あーもうちょっと言いたい事あるんですけど、言い足りなかったんですよ」と、
橋下さん常々仰いますので、今日はここから90秒、橋下さんにですね。

橋下:最近、秒数決められて喋れなくなってるんですよ。

伊藤:いやいやいや、それはー

橋下:昔は、番組の時には結構出来てたんですけどもねぇ、コメンテーターの時は。

伊藤:たかだか6年前の話ですから。

橋下:いやぁ~こらもう。

伊藤:
まぁ町の声も色々、皆さんの声を橋下市長に聞いて頂きました。
勿論、ご自分でどうなんですか。
今までの二年間で、思ってたほど出来てるのか、出来てないのかったらズバリどうですか。

橋下:いやぁ、思った以上に出来てますよ、少数与党の中でね。

伊藤:
そうですか。
で、それをテレビをご覧の皆さんがどうお感じになるかっていうところが一つ問いたいとこなんですが、
では、橋下さんからまぁ、今こういう事を思ってる、
そして、このあとはっていう事では。

橋下:ど、このカメラですか?

伊藤:はい、90秒ちょっとストップウォッチ回しますんで、お願い致します。

橋下:
はい、まぁ色々あのー僕のやってる事には、賛否両論あるかも分かりませんが、
ま、今までの市長何もやって来なかったんですね。
ですから、まぁやろうと思えば、反対の意見も出て来る。
でも、必ず僕はね、今の状態を変えなきゃいけないと思ってるし、
まぁ、勿論そこで有権者の皆さんの声にも、おー耳を傾けながらね、起動修正はしていきます。
ただ、今の大阪市役所の体制、また大阪府庁の体制のまんまでも駄目です。
大阪は、やっぱり、僕は世界に通用するような大阪にする為には、
大阪府庁と大阪市役所、これを一つに纏めて新しいその、強い大阪を作る
そして、もう一つ重要な事は、住民の皆さんに近いね、
区役所をしっかり作っていく事という事なんですね。
その区役所の長、区役所のトップは選挙で選ぶと。
東京23区はね、まぁー新宿区にしても、渋谷区にしても、みんな選挙で選ばれた区長の下で
それぞれの地域に応じた政策をやってます。
大阪市民の皆さんは、それ知らないんですね。
大阪市全体で物事を動かして来た。
だから、大阪市役所は非常に遠い存在。
ここをなんとか僕は、大阪の形を変えて、住民の皆さんに近いところで政治が行われるような、
そんな新しい大阪を作っていきたいと思います。
まぁ、色々賛否両論あるかも分かりません。
僕もねぇ、そんな神さんじゃないので、なんでも正しい事は出来ませんけれども、
そういう時には、どんどん意見を下さい
まぁ、あとはなんとか今までのやり方を変えて、突き進んで行きたいと思います。
宜しくお願いします。
まぁ、余っちゃいましたね(笑)

伊藤:
まぁ本当に、皆さんがどうお感じになるかっていうところで、
これからの一年、二年、大阪変わっていくのか、どうなのかっていう事になりますので、
橋下市長、今日どうも有難うございました。

橋下:いやぁこちらこそ有難うございました。


以上です。


冒頭のBGMと映像がアホらしすぎて呆れた!
一体いつまでやらなきゃいけないんですかね」て、さっさと辞めれや(-∀ー#)
自己採点の◎と○て、どんだけ自画自賛するねん!
実際出来たのが20倍、30倍て、180もの公約て何?
9割も給食を拒否ってるのに50億も掛けて強制的に給食にするて、どこが民意や?

街角の声で批判的なのは二人だけしか報じず、
愛してるとか大好きてキモッ━━━━(´Д`;)━━━━ィ
特になしの回答が1134票もあったのに、殆どスルー

前市長がー、平松市長がーって、何回も言うて、いつものジミンガー、キョサントーが~と同じで
誰かと比較せな自分の言動を肯定できひん証拠やん。
で、過半数なくても公明党サンと~www
議席欲しさに平気で民意無視する公明党と組んで、住民に近い政策を~て矛盾すぎやろ!

瓦礫受入の時もどれだけ住民協議をやった」て、Σlili(`-∀-´)lili ウッソー!!
どんだけした?
届いた反対意見はスルー、住民と会うのも公開討論も拒否したくせにヽ(`Д´)ノ

「住民の声を汲んで」とか「公募校長の不祥事の誤報」とか、
橋下の嘘が見抜けん支持者てどんだけアホなん?
10万人なら市民の声聞きに行けるて、選挙の為なら回っても
住民の為に回ることはコイツには(ヾノ・∀・`)ナイナイ

24区の区政改革、「これ以上出来ないってぐらいの改革やりました
ポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…




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