2014/09/04

2014.8.29(金)ラジオ大阪・笑福亭銀瓶の銀ぎんワイド「吉富有治にズバリ聞く」



8/29(金)放送のラジオ大阪「笑福亭銀瓶の銀ぎんワイド」で【日替わりコーナー 吉富有治にズバリ聞く!】
吉富氏が『荒れる大阪府議会 橋下市政と大阪都構想』について色々話してたんで、文字にしとく。


笑福亭銀瓶:今週は「吉富有治にズバリ聞く」大谷昭宏さんのピンチヒッターで、今日は吉富有治さんお越しです。

(略)

吉富有治:
(略)
今はどっちかっていうと、大阪の政治に特化しながら、まぁ今橋下さんが市長やられてますから、
その辺の事をメインにして色々と報道しています。

銀瓶:そうなんです。だから出されている本もですね、これ去年出された本ですよね。

吉富:はい、そうです。


銀瓶:
大阪破産からの再生』と、帯のとこには「橋下政治と大阪都構想が一番分かる本」という、
これが講談社から定価1,300円、税別で。

(略)

和田麻実子:私、橋下市長の取材に何度かラジオ大阪から行くんですけど、その時に吉富さんて、ほぼいらっしゃいます。

銀瓶:そうでっか。

和田:はい、記者会見とかも、ほぼほぼ行ってらっしゃって、定例とか、お座りになってたりする事多いですよね。

吉富:
最近ちょっとねぇ、さぼってる事多いですけどね。
ほかの取材とバッティングしてしまって、ずっと平松さんの時からずっと見てましたから。

和田:ずっといらっしゃいますからね。

銀瓶:そんなけご覧になってて吉富さん、ここんとこの橋下政治、まぁその維新、どうご覧になってますか。

吉富:どういうのかなあ、ちょっと焦ってるなって気はするんですよね。

銀瓶:あー、焦りね。

吉富:
はい、それはそのまぁ橋下さんや維新の会が最大最高の公約にしているところの大阪都構想、
これの実現がですね、本当に上手くいくのかいなという事がですね、本当に切羽詰まってきてる感じがして、
そこでちょっと焦ってる感じはします。
その、まさに典型だったのが先日、8月27日の大阪府議会の…

銀瓶:えらいもめてね。

吉富:そう、ドタバタ劇だったんです。

銀瓶:
これはちょっとね、新聞にも記事出てますけど、写真もね、取っ組み合いしてますけど。
この、もめ事ね、どういう事なんかちょっと説明してもらえますか。

吉富:
これねぇ、話せば長いんですけども、その元々のきっかけがですね、今年の1月31日に戻るんですよ。
大阪都構想っていうのは、この設計図ですね、専門的には協定書って言うんですけど、
これを作る場が法定協議会っていうところなんです。
これは、橋下市長、松井一郎知事、そして府議会、市議会の代表議員計20名が集まって、
設計図を作る場なんですね。
この1月31日に開かれた第13回法定協議会で、橋下さんが野党は反対ばっかりしてると、
こんな事じゃ設計図は出来ないと、
どうかこの設計図を作る為に出直し選挙さしてくださいと。

銀瓶:はいはいはいはいはい。

和田:ありました、ありました。

吉富:
あったでしょ。正式な表明は2月3日だったんですけど、
で、そういう事があって、3月23日に投開票が行われて、橋下さんが再選された。

銀瓶:そうでしたなあ、もう忘れてたわ。

吉富:
はい。それで、その公約通りに法定協議会から野党、自民、公明、民主、共産ですね、
この議員を排除して、そして五カ月ぶり7月の3日にですね、また法定協議会が再開されたんですが、
その時は、メンバーはオール維新

銀瓶:法定協議会のメンバーが。

吉富:
オール維新だったんですね。
そして、7月の23日に設計図、いわゆる協定書を作成したんですけど、
で、この協定書、設計図はですね、今総務省行ってるんですよ。
で、総務省でチェックをして、そして、もう多分そろそろ戻ってくるんですけども、
総務省のチェックが入って、総務大臣の意見が付いて普通は戻ってくるんですが、
ここで、野党会派はちょっと待てと、なったわけですよ。
これ、オール維新で作った法定協議会って無効だろうがと、そんなものは。
そこで出来た設計図だって無効だろうと、ちゃんと元に戻せよと言って、臨時議会を申し込んだんですよ。
これが開かれたのが7月15日、その最終日が8月の27日か… (※7月15日⇒正しくは7月25日)

銀瓶:8月15に始まって…(略)

(略)

吉富:
…27、最終日だったんです。
ここでですね、何がもめたかっていうと、法定協議会のメンバー元に戻せと言う野党の会派と維新が、
いやっ、そんなものは一旦7月15日で開かれた最初の臨時議会で、そちらは条例出してきたけども、そんなもん、
ま、結果としてですけども、廃案になったじゃないかと同じものなんで出して来るんだという事でもめたんですよ。
ここで、維新が取った戦法っていうのは、要するに結局開かないと、
開いたんですけど、開かない
どういう事かっていうと、何もしなかったら…

銀瓶:時間だけ経って…

吉富:そうそう、17時で終わりなんですよ。

銀瓶:夕方の5時でね。

吉富:5時で終わり、そこを狙ったんです。自然流会を狙ったんですよ。

銀瓶:あーそうかそうか、何も話をしないまま、決めないまま5時になって、ね、帰りましょうと。

吉富:
結果としてね。まぁそこに至るまで色々あったんですけど、実際1時から開く予定だったんですけど、
実際に開かれたのは4時だったんですよ。

銀瓶:なんや、それ。

和田:そんなずれ込んだんですか。

銀瓶:どないしましたん、その3時間は。

吉富:
それはその間は、本会議が開かれる前はですね、議会運営委員会とか、その理事会であるとか、
色んなまぁそういう、いわゆる予備的な段階のですね、その場で話し合いがあるんですけど、
そこで、すったもんだしてたんですよ。
で、そこで休憩だなんだかんだってなって、時間が稼がれて4時になってスタートしたんですけど、
開かれた途端に、野党会派がですね「緊急動議」っていうふうになったんですけど、
議長が休憩しますとかって言ってですね(笑)

銀瓶:議長も維新の人ですね。

吉富:
そうです。
で、そういう事で結局、流会になってしまったもんだから、野党が怒って、こんなもんいい加減にしろと、
いう事で、今度はですね、これはまぁ法律、地方自治法っていう法律があって、
その法律に基づいて、過半数の議員の賛同があれば議会が開かれるという規定に基づいて、
野党が議会を開いて仮の議長を選出して、これで通ったって言ってるんですけど、
片っ方では通ったと、法定協議会を元に戻すメンバー構成は元に戻ったと、それは通ったと、
維新は戻ってないと、そんなもん意味がないと、今そういうもめてる状態。

和田:へぇ~

銀瓶:なんかレベル低いなあ

和田:ややこしいです。

吉富:非常にややこしいですけどね。ええ。

銀瓶:いやっ、そもそも法定協議会がオール維新、オール維新の法定協議会が作ったそのなんだ

吉富:設計図ですね。

銀瓶:
設計図は無効じゃないかって野党が言ってるんですけども、
じゃ、それはね、法定協議会がオール維新になった時点でね、ね、7月何日でしたかな、でしょ?
オール維新になった、それは出直し選挙のあとに法定協議会がオール維新になったわけでしょ。
その時点で、なんで、まずね、野党側が、そんなんおかしいって言わなかったのか

吉富:
おかしいとは言ってたんですよ。
で、おかしいと言ってて、さっきも言いましたように、設計図が出来たら、法定協議会で出来たら、
総務省へ送るって話をしたでしょ。
で、総務大臣がチェックして戻ってくるんですけども、自民と公明党かな、総務省行ったんですよ。
総務大臣に、もう非常にその異常な法定協議会だから、っていう事でやはり苦言を呈したわけです。
大臣の新藤総務大臣もですね、ちょっとおかしいんじゃないかっていうような意見があって、
つい先日ですよ、大臣が橋下さんと松井さん呼んで、ちゃんとしてくれっていうような釘刺したんですよ。
だから、一応やる事はやってんですけどもね。

銀瓶:しかしまぁなんか、子供のなんていうかなあ、時間も要は5時になってねぇ。

和田:流会を狙うとか。

銀瓶:うんうん、ねぇ、きっと時間延ばしに色んな事したんでしょ、休憩だとか、しょーもないなあ。

吉富:
まぁ、あのー維新は維新の言い分があるとは思うんですけれども、
勿論、野党には野党の言い分があって、今ガチンコ対決になってんですね。
で、それぞれの言い分はあって、まぁそれはまぁ当然だろうとは思うんですけど、
有権者の立場に立てば、しっかり議論してくれよって事なんですね。

銀瓶:そうですよね。

吉富:
で、一応まぁ正式な手続を経て臨時議会が開かれたわけですから、
例え維新がですね、大阪府議会において過半数がなかったとしても、これは維新は与党ですから、
これ横綱相撲でもってしっかり正々堂々と、僕議論すれば良いと思うんですよ。
やっぱりそこがなかったってのは、ちょっと残念な気がします。   ←かなり残念、ちゅうかやる事汚いw

銀瓶:それは自信がないからなんですかねぇ。

吉富:
いや、最終的にはねぇ、議会ってのは多数決じゃないですか。
多数決ですから、維新、今ないんですよ、過半数が。
抜けて行った人が多くなっちゃったから。
だから、最終的に過半数で、この多数決を採れば負けちゃうんですね、維新も。
だから、そこは避けたんでしょうね、戦術として

和田:
これでも吉富さん、このままこの協定書がその総務省からお墨付き貰えるか分かりませんけども、
このまま進んで行くんですか、もしお墨付きいただいたら

吉富:多分、進まないです。

和田:進まない。

吉富:
総務省から戻って来る時は、こないだ総務大臣からちょっと一言、言われたんですけど、
内容については、まだ言われてないんですね。
で、多分まぁ恐らく戻ってきて、ちゃんとこれからその野党との、交えて議論しながらやってくれよっていう、
程度の意見が付いて、今度9月議会9月の25日からスタートするんですけど、
ここで、この協定書が良いか悪いかっていう議論が始まるんですよ。
で、大阪都構想へ至るには、最終的には住民投票が必要なんです。

和田:そうですねぇ。

吉富:
はい、住民投票へ至るにはもう前段階があって、これは議会で、大阪府と大阪市の両議会で
この協定書、設計図が良いか悪いかの決議を採る必要があるんです。
で、今さっき言ったように、少なくとも大阪府議会では、野党と維新はバチバチの関係なわけですよ。
もう決定的な溝が入っちゃってるわけで。
恐らく、市議会も似たような関係なんですけど、府議会でも市議会でもこの設計図

銀瓶:通んない。

吉富:通んない。まず通んない。という事は、住民投票は

銀瓶:開かれない。

吉富:
開かれないっていう可能性があって、ちょうど昨日ですよ、昨日維新の全体会議があって、
橋下さんが似たような事を仰ってて、議会で承認が得られないのであれば
来春の統一地方選挙で、もう一度維新が頑張って、過半数を取りに行くと。

銀瓶:来年の春。

吉富:
来年の春、いうふうに言ったんですけど、でも、考えてみてください
今、前回の統一地方選挙ですね、2011年だったかな。
この時、確かに維新旋風があった。橋下人気があった。

和田:凄かったです。

吉富:
ありましたねぇ。
で、府議会は、維新の会が単独過半数を取った。
ところが大阪市議会においては、大阪市会においては過半数取れなかったんですよね。
なんでかっていうと、大阪市会の選挙制度っていうのは、中選挙区制といって、
一人が通るか通らないかじゃないんですよ。
多いところでは5人も6人も居るんですよ。
こういう状況の中にあっては、こういう選挙制度の中にあっては、
一つの政党が単独過半数を取る事は、ほぼ無理なんです。
という事は、前回に比べて維新旋風ってのはない

銀瓶:弱体化してますわなあ。

吉富:
弱体化してる、悲しいけど弱体化してる
で、橋下人気も確かに大阪では人気あるけども、以前に比べると、それ程でもない
という状況の中にあって、府議会、市議会で来年の統一地方選挙で、
単独過半数は取れるかといったらまず無理ですよ。
そうなってくると、その時どうするんだろうと思うんですけども、まぁ色々仕掛けはして来ると思います、その為の。
盛り上げなきゃいけませんから。
一つが橋下さんもう一回辞めるだろうと。

和田:へー

銀瓶:市長を?

吉富:うん。松井さんもひょっとしたら辞めるかもしんないと。

銀瓶:どないしまんの。

吉富:トリプル選挙

銀瓶:おー、知事選市長選も。

和田:統一地方選と一緒にみたいな。

銀瓶:そうやっちゃう。

吉富:やっちゃう可能性はあると思います。

銀瓶:へぇー。橋下さんはまた辞めて市長に打って出る、松井さんは知事に打って出ると。

吉富:打って出る。

銀瓶:それに対して対抗馬は誰か平松さん辺り出て来ないんですかなあ。

吉富:平松さんは、どうも本人は出たいって言ってるみたいですよ。

銀瓶:僕はたまに平松さんのTwitterとかも読んでますけど、出りゃ良いんですよねぇ。

吉富:
平松さんも、そうですね、まぁ平松さんなるか、実際に誰になるか分かりませんけども、
そうなってくると、もう今、維新以外の野党ですね、は、一体誰を出すかと、対抗馬として

和田:そんな動きしてる可能性ありますか。

吉富:ああ、水面下でありますよ。

銀瓶:
いやいや、だからね、野党もね、こんなドタバタしてるんじゃなしに、ほんと、そう、
ガチンと戦って、だから、ほんとだったらこの春の、今年の春の橋下さん出直し選挙の時にね、
やっぱり対抗馬立てるべきだったと、僕は思うんですけども、今度やっぱりちゃんと、
当然、今度は立てるでしょうけども。

吉富:今度は立てるでしょうね。

銀瓶:
これでもし、維新が負ける、ねぇ、市長選も知事選も負けたり、
それから議員の選挙も負けたりしたら、どないなりまんねやろ。

吉富:維新、あの僕、橋下さんに勝てる人は、僕は居ないと思うんですよ。

銀瓶:えっ、やっぱり市長は橋下さん強い?

吉富:強い、橋下さん強い

銀瓶:ほうでっか。

吉富:なんだかんだといっても、彼は強い

銀瓶:なんなんでしょう。何の人気?

吉富:
やっぱりね、改革者のイメージあるんですよね、彼は。
で、実際に、改革してきた部分もあるのは確かだし、
でーやっぱり橋下さんが人気あるっていうのは、これまでの大阪市がだらしなかったってもあるんですよ。
そこの裏返しもあるわけです。

銀瓶:だから、橋下さんが言うてる中で、そのなんちゅうか、なるほどなっていう部分は当然あるわけでしょ。

吉富:
あーあります、あります。
で、そうなってくるとね、やっぱりね、橋下さんに勝とうと思ったらね、相当有能で、有名で、
でない人物でないと、僕は難しいだろうと思います

銀瓶:あーそう。

吉富:
但しね、橋下さんが市長になって、維新が今より議席減らしてしまうっていうような、
変な歪な構造になる可能性も全くゼロでもないんで、
あのーだから、橋下さんが昨日、来春の統一地方選挙で単独過半数を取るんだーって気勢上げてましたけどもね、
いや、どうなのかなって、私は思ってましてね、難しいんじゃないかなっていうふうに思ってて。

銀瓶:最後にお聞きしたいんですが、橋下さんは、でも政治家の活動続けたいんですかねぇ、本音は。

吉富:
本音のところですか、あのね、僕もね、よく分かんないんですけど、
一時ね、辞めたいっていうふうに漏らした事もあったんですって、本人自身が。
やっぱりそのー府知事を辞めて、市長になったは良いけれども、
なかなかやりたい事が進まないと、前に。
水道事業の統合であるとか、地下鉄の民営化であるとか、なかなか進まない、野党の抵抗にあって。
結構弱音吐いてたとこもあったらしくて、辞めたいって言ってた事あるらしいんですけど、
まぁただ今は、その大阪都構想実現の為に、かなり力は絞ってるみたいですけど、
これ失敗したら分かんないですよ。
これ失敗したら、潔く辞めていく可能性は高いです。
本人もそう言ってますしね。ええ。国会には行かないと思いますよ。

銀瓶:国政には行かないすかね。

吉富:
うん、多分行かないと思います。僕は行かないと思う。
勿論、国会のほうから、国政のほうから

銀瓶:来てよと。

吉富:ラブコールはありますよ。いっぱいありますよ。

銀瓶:ああ、まぁあんなけの人やったらね。

吉富:
ええ。僕は行かないんじゃないかなと。
彼は、割と意外とあっさりしてて、その都構想が駄目だと分かった段階で
スパッと辞めちゃうんじゃないかって気がしますね。

銀瓶:
いやぁほんとに、もう子供も見てますからね、こういう大人のドタバタをね。
だからまぁ、維新とか橋下さんにも問題はあんのかもしんない。
でも、野党もね、ちゃんとして欲しいなと。

吉富:
そう、そうなんです。
でね、やっぱり維新の会や橋下さんが、何故人気出て来たかっていう背景考えないといけないと思うんです。
それはさっきも言いましたけども、今、大阪っていうのは、なんとなく沈滞モードがあるじゃないですか。
景気にしたって名古屋に遅れをとってる。
で、ほかの地方に遅れをとってる。
今パッとしないっていう中にあって、なんかまだそういうとこにあって、
やっぱり大阪を盛り上げるような、そのビジョン、将来ビジョンっていうのが、なかなか野党から出せなかった
で、維新は都構想っての出してきた。
そこがやっぱり決定的な違いであって、まぁ僕はまぁ今日は時間がないから話しませんけども、
都構想が必ずしも将来ビジョンを描いてると思ってないんですけど、私自身は。
じゃ、だからといって、ほかに対案があるかっていうと、野党も出せなかったから、
これはね、もう一緒に考えるべきだと思うんですよ。
もうそんな野党、維新、喧嘩してる場合じゃなくして、大阪はどうすれば良いんだっていう事を
今、本当に真剣になって考えるべきだと思いますよ。

銀瓶:うん、ねぇ、はい、また吉富さん、もしまたあれでしたら来て下さいね。

吉富:あーいつでも呼んで下さい。

銀瓶:はい、今日は吉富有治さんにお聞きしました。有難うございます。

吉富:有難うございました。


以上です。

確かに、短時間で全てを伝えるのは無理かな。
全然今までの経緯を知らん人には難しい、ちゅうかややこしい話やからなあ。
法定協議会、議会運営委員会、本会議の違いとかもあるし、
松井が臨時会拒否したとかも言うて欲しかったけど、全てを語っても理解は難しいかも。
吉富氏は是々非々のスタンスで偏ってはないと思うけど、幾つか気になる点もあった。

トリプル選挙」か?やればええ。負けるやろw
もし、知事・市長・議会、トリプルで勝ったら、ほんまに大阪終わり!
協定書案は9月議会で否決されて、専決処分になったらクアドラプル?4つも投票するんかw

改革者のイメージ」て、橋下の発言もやけど、そのイメージはマスゴミの報じ方にも原因あるけどな?
改革してきた部分もあるのは確か」て、何を改革してきたんか知りたいw
水道事業の統合、地下鉄の民営化とか、野党の抵抗」←こういうとこ、こういう表現が誤解を与える。
住民にとって、ほんまにええ事なんか?って部分、
議会は民意を反映せなあかんて言われてるのに、
野党が反対する事は民意を反映してないみたいになってしまう。
「橋下に反対する野党」イコール「悪」のイメージを与えるのが一番の問題。
住民にとってこういうデメリットがあるから、野党が反対してるって事が一番大事な部分。
結局、橋下の言う「野党はなんでも反対、自分らの身分が~、既得権益が~」が浸透してしまう。

対案があるかっていうと、野党も出せなかった」については、北野議員のツイ
平成24年2月定例会で「大阪広域戦略協議会を設置する条例」案を提案してるけど、
2月23日の採決で否決されてる。
3月の出直し市長選で、「候補者を立てない理由」を書いた広報誌の中に
「自民党は大阪をこう変えます」ていうスタンスがちょっと書かれてる。
自民党府議団だより」には、大都市制度特集号 と 大都市制度特集号2 が発行されてる。 

橋下の「対案出せ」よりも、橋下が大絶賛してる都構想の何がアカンのか?
ただ単に「維新以外の議員が反対してる」ていうよりも、
例えば、現行大阪市と大阪府特別区の自主財源を比較 とか、
なんで反対してるか、その理由もちゃんと説明して欲しい。
その理由説明は、あくまでも事実のみで、余計な主観はいらんw
どっちもどっち的な報道するよりも、都構想の何がメリットなんか、デメリットなんか、
テレビでもっと報道してもらいたい。

橋下さんに勝とうと思ったらね、相当有能で、有名な人物でないと
橋下を有能とは思えんけどw有名人やないとアカンとは思う。
橋下は2007年の選挙と比較して出直し市長選の票自慢してるけど、
比較するなら2011年のW選やな。
もし、吉富氏の言うようにトリプル選があるとしたら尚更やと思う。

W選の当日有権者数2,104,977人 投票者数1,282,318人 投票率60.92%
橋下は750,813票、平松前市長は522,641票
出直し選の橋下は377,472票やった。
対抗馬が出てたら、もっと投票率が上がったとか、獲得票も多かったとか言うてたけど、
次期市長選で対抗馬が出ても、75万票はもう無理やろ。
対抗馬擁立によって投票率は上がったとしても、377,472票が倍になってたとかあり得んしw

大阪府・大阪市議会議員選挙2015.4.29(満了)
大阪府知事選挙2015.11.26(満了) 大阪市長選挙2015.12.18(満了)

トリプル選にしてくれたら、来春で維新惨敗が見れるヽ(´ー`)ノ


※以下、参照
◆吉富氏のツイと柳本顕議員のFBを纏めた平松前市長のFB

◆柳本顕議員のブログ 「特別区設置協議の行方


大阪府・大阪市特別区設置協議会

特別区設置協定書(案)


◆2014.07.25(金)大阪府議会7月臨時会『提案説明 清水義人議員』

◆2014.07.25(金)大阪府議会7月臨時会『議案に対する質疑』清水議員・花谷議員・冨田議員

◆2014.07.25(金)大阪府議会7月臨時会『議案に対する討論』林議員・宗清議員・中村議員

◆2014.07.25(金)大阪府議会7月臨時会『再議の説明、質疑、討論』八重樫・宗清・中村・岩下・奴井各議員

◆2014.08.15(金)大阪府議会本会議 8月臨時会「松井・二度目の再議」

◆2014.08.27(水)大阪府議会 8月臨時議会


◆2014.8.7(木)大阪市会本会議 臨時議会『橋下の再議説明』



◆2014.7.15(火)、7.25(金) 新藤義孝総務大臣記者会見「都構想について」


◆2014.8.05(火) 新藤義孝総務大臣記者会見「都構想について」


◆2014.9.02(火) 新藤総務大臣記者会見「大阪都構想に係る特別区設置協定書案に対する総務大臣意見」





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