2015/01/15

2015.01.13(火)放送「いわゆる都構想についての各番組まとめ」


1/13(火)第21回大阪府・大阪市特別区設置協議会が開催され協定書案決定て事で、
各局が取り上げてたので、1/13(火)に放送された番組
ミヤネ屋、ten、キャスト、夕刊7チャンネル、VOICEを文字にしとく。


◆情報ライブ ミヤネ屋

野村明大:
ちよっとここに簡潔化、要略して設計図というものを本当に簡単にですけど説明しますが、
大阪府っていうのは今こういう状態なんですね。


大阪市が真ん中にあって、ここに大阪市長という強大なリーダーが居て、
大阪府知事とリーダー二人居るから二重行政ってのはずっと言われてる事なんです。
だから、この大阪市を解体して5つの特別区っていうものを新たに作りましょうと。


で、この5つの特別区ってのは東京の皆さんなんかは分かり易いですけども、
杉並区とか港区とか、みんな選挙で区長とか区議を選びますね。
大阪もそうしましょうと。
実は今、大阪には区というのありますけども、選挙ではなくて市役所の幹部職員なんですよね。

宮根:そうですね。


野村:
で、都市計画とか道路とか、そういう広い部分の行政は大阪都がやって、
身近な住民サービスは、選挙で選んだ特別区が担いましょう、
こういうふうにやりましょうってのがまぁ基本的な設計図です。

宮根:だから東京都みたいにしようっていう事ですね。

野村:
東京都みたいにしようっていう事です、まっ5つと区は少ないですけどね。
で、反対派と賛成派の、この主張それぞれありましてね。


橋下さん、維新の主張しては、やっぱりその二重行政は解消出来ると。
経済政策も一本化すると、大体試算したら1,400億円くらい黒字が出てきて、
これ年間ずーっとそれが積み重なっていくと、まぁ何百億の黒字が積み重なって、
数兆円ぐらい経済効果、将来的にはなるんだと。
で、更に区長も今の市役所の職員じゃなくて、選挙で選ぶので住民サービスもきっと充実すると。

宮根:まぁきめ細かいとこまで目が届くだろうと。

野村:言うのは橋下さんの主張です。一方、これ反対派の主張としてはね、


そもそも、この設計図っていうのは早く作りすぎ
それで区割りだって、これで適当かどうかっていうのも、まだ論議してる最中なのに、
これ勝手に出してきて、議会で否決したんだけども、手続はそもそも無効なんだと。
都構想で得られる効果ってのを凄い大きく見積もってると。
都構想とか二重行政とか、関係のない地下鉄の民営化とか、そういうのも効果の中に入れちゃってて、
実際の効果は、これ何億円程度じゃないかと

宮根:その割には初期費用が掛かると。

野村:
そう、初期費用も掛かるんで、これマイナスだと言う人も居るんですね、反対派の中に。
だってここの数字ってのは、やってみないと実際分からんないところってのもあるので。
まぁ余計ややこしくなってると。

宮根:
あのーこれね、道州制だとか地方分権だって、やっぱり、青木さん、言われる中でね、
まっ、大阪は先んじて一つのこれモデルケースになる可能性はあるわけですよね。


青木 理:
そうですね。だから良いモデルケースになって欲しいなとは思うけれども、
でも、東京の場合23区もあるわけでしょ。
だからもっとねぇ、市の部分が少ないわけで、これでどこまで、ねぇ、効率化したりとか、
良いところがあるのかって、やっぱり今、話聞いてもよく分からないんですけどね、率直に申し上げて。

宮根:
あのーあんまり分からないって言うと、ほんと、バカコメンテーターって言われますからねぇ。
ほんとに、それを言うと。
青木さんもバカコメンテーターの仲間入りする可能性ありますから、橋下さん曰くね。

野村:
ただ、これ本当に5月に住民投票やるって事は決まったので、
で、これに負けたら、橋下さん政治家辞めると言っているので、
これはね、実は政界再編とか、その東京とか、国政にも絡んで大きな話になってくるんで。

宮根:もうもう、住民投票は決まったんでしょ?


野村:
決まったんです。
もう公明党は、これで賛成したんで、5月17日に、これ是か非かっていう事でね、
これはやっぱり全国的にも非常に注目になりますし、
橋下さん辞めるって事になると、政治再編、永田町にも影響ってのは、かなり大きいのでね。

宮根:5月17日、我々は大阪市民ですから、私は。投票に行かなきゃいけないって事ですね。春川さん。


春川正明:まぁ勿論、住民の方は絶対、投票に行ったほうが良いと思いますけど。

宮根:
その間に、やっぱりその設計図作りだとか、その経済効果みたいなところを
分かり易く、もっと分かり易く、与野党で建設的に議論してもらわないとね。

野村:
そうですね。ですから今から四カ月、やっぱりその辺り今日、分からないってところを議論して、
で、大阪以外の人にも、やはり注目していただきたい。

宮根:
維新・公明、ほかの野党さんにも、それぞれの主張、
ほんと分かり易くぶつけてもらいたいなという気が致しますが、
えーこんな感じで、大阪以外の方は、お分かりになったでしょうか。
大阪は5月17日、大変な住民投票が行われるという事だけ覚えていただいて、
今日は終わらせていただきたいと思います。それだけでございます(笑)

以上です。


◆かんさい情報ネットten.


清水 健:
まずは速報からお伝えします。
つい先ほどですね、大阪都構想の設計図にあたる協定書が取り纏められました。
公明党の方針転換で一気に進み始めた都構想
5月に予定される住民投票、そして今後はどうなるんでしょうか。

ナレーター:
今日午後、大阪府庁で行われた法定協議会。
橋下市長肝煎りの都構想について、熱い議論が交わされました。

―2015.01.13(火)法定協







柳本議員:
特別区設置は、約226億円の赤字になるという事が明らかになりました。
財政的にも特別区設置は、新たな無駄を生じさせる事が明確になったのです。
大阪には、いわゆる都構想は必要ない、無駄である、無意味であるという事がより明確になりました。


宮原威議員:
協定書の中身について、この実態がよく分かるような府議会や大阪市議会
府民・市民にフルオープンにしていただきたい。

橋下:
じゃタウンミーティングに共産党議員の皆さん、来て下さい。   ←相変わらずすり替え
やりましょう、公開討論
誰も来てくれないから、だからやりましょうよ。
これからまた毎週ね、週一回、三箇所、市内グルグルグルグル府内も回りますから来て下さい。
そこで、どんどん言ってください

ナレーター:
自民・民主・共産から都構想を批判する意見が連発。
しかし、都構想の設計図である協定書が維新と公明党の賛成で、議会に提出される事が決まりました。
今日、纏められた協定書は去年10月の議会で否決された協定書そのもの


公明党もこの時点では、明確に反対していました。




―2014.11



ナレーター:
先の衆院選では、かつては蜜月関係にあった公明党に怒りを露わにしていた橋下市長。
しかし、先月の衆院選を機に状況は一変


維新が大阪で最も比例票を多く獲得した事から、公明党の東京本部が
都構想の是非を問う住民投票に賛成するよう鶴の一声を放ったのです。




ナレーター:
一昨日、維新と公明の幹部は事前協議を行いましたが
今日、取り纏めた協定書を議会で可決し、5月17日に住民投票を行うというスケジュールについて
再確認をしたのです。





ナレーター:
一方で公明は、維新との協議の前日に、都構想に否定的な自民との協議を行いました。


協定書自体には反対の姿勢である事を強調して、4月の統一地方選挙に向け、
協力体制を作る事で合意しました。





ナレーター:今日(1/13)の法定協議会でも・・




ナレーター:
今の協定書自体には反対するが、住民投票の実施には賛成するという、
市民の目には分かり難い姿勢を貫く結果となった公明党。
都構想の是非を問う住民投票の実施が現実味を帯びる中、私たちも大阪の形をどうするのか
一人一人が考える必要があります。



―スタジオ

清水:
つい先ほどですね、大阪都構想の設計図にあたる協定書が改めて取り纏められました。
去年の年末でしたよね。
公明党の方針転換で一気に、この進み始めた都構想なんですが、
このお時間はですね、内政担当の大田キャップも入ります。宜しくお願い致します。
今日の動きからという事なんですが、これはもう5月17日に住民投票が行われる事が決定したという事ですかね。


大田良平記者:
正確に5月17日に決定じゃないんです。最終的には選挙管理委員会が決めるんですが、
まぁ希望としては5月17日の住民投票実施を目指していくと。
このあとの流れなんですが、今日その法定協議会で議会提出が再決定致しましたので、
2月議会に提出されまして、府議会・市議会でこのまま公明が賛成する予定ですので、3月に可決されます。
そうすると、この段階で住民投票の実施が決定するわけですね。
で、その後、統一地方選を挟んで、今申し上げたように5月17日を目処に住民投票が行われると。
で、今回ですね、恐らく市民の皆さんが戸惑うのは、通常の流れでしたら、
「あっ、そうなんですか、じゃあちょっと勉強しますね」という話なんですが、
やはり戸惑いの一番の大きな原因は、一度否決された協定書が今回そのままの形で、
可決されたという部分なんですよね。
じゃあ、ちょっと市民としては、それどう考えれば良いのかってとこがやはり気になってくるかと思うんですが、
ちょっとこれをご覧いただきたいんですね。


これが特別区設置協定書というものなんですが、
これですね、去年の7月に完成したものですが、まぁほぼ同じものが今回出来上がってます。
まぁこういうものが今、出来上がったと思っていただければ良いです。
これを皆さん、読む気なりますか?

月亭方正:いや、太すぎますねぇ、それ。


円 広志:面白い小説だったら、まだねぇ、あれだけど。

方正タウンページの太い…

清水:
まだでも5月17日かも分からない住民投票。
言ってみたら円さん、時間があるようで、これないわけですよね。

円:
うん、だからね、僕らもう都構想、都構想って言うんだけど、中身の内容は分からないし、
また、それをまぁマスコミで取上げてね、もっともっとこう分かり易いようにね、やって、
少しずつこう勉強していかないと、というところありますよねぇ。

清水:
そうですね。また、この協定書はそのままという事なんですけど、
そこは何度もtenでもお伝えしているんですが、高岡さん、
公明党は住民投票には賛成なんだが、都構想自体には反対なんだ。


高岡達之:
だから、本当に公明党が説明をされてきた事をただ一点に絞って言うならば、
住民が決めるという権利すら、やっぱり議会が取ってしまうのは駄目でしょうというのが
東京の声なんだというふうに、私は理解してるんですよね。
じゃあ、その為に、さっきの話に出て来たように当然、今の決まり事でいけば、
一旦否決したものと言えど、可決しないと、
まっ料理で言えば、完成品をまず出さないと味見ができないですよね。
で、それも政治家の側からは筋が通るんです。
だけれども、問題はその真ん中に緑色の統一地方選がありますね。


じゃ、その時に、私は一番やっぱり色んな政党の中で公明党の方が物凄く詳しく説明をですね、
都構想をという事もなんですけれども、何故そういう対応を自分たちは、しましたかという事、
それから、住民投票のあと、賛成が多数であろうが、反対が多数であろうが、
それでも既成政党の責任は続くわけですよ。
じゃあ、そのあとどう態度をされるんですかという事も、
やはりその緑の統一地方選の時に説明しないと、
有権者の側からは、大田さんが言ったモヤモヤ感が更に膨らむでしょうね。

清水:これは与党・野党とも、住田さん、説明するのは必ず必要ですね。


住田裕子:
そうですね。そういう意味では、自民党と共産党、割と最初から明確だったんですが、
今回、公明党の動きっていうのは、党利党略なのか、本部と地方との拗れなのか
お話を聞いてても、どうも一貫していないなって気はするんです。
でも多分、それは住民にとっても同じ気持ちなので、
中身についてやはり知っておく必要があるんだろうなって思いました。


大田:
一つ、やっぱり課題としているのが一体、市民はどこまで知る必要があるのか
で、どこまで議会側、そして市長、知事が説明していく必要があるのか的な…

円:
僕らね、ちょっとね、あれなんですけども、東京はもう凄い景気が良くて湧いてると、
ところが、大阪中小企業もあってとか、閉塞感が凄くあるわけですよ。
なんとかこの大阪をして欲しい、じゃ都構想っていうボンヤリしたもんだけど、
なんかそれに期待をするというところから、僕らは始まってるんですよね。
だから、結局じゃあ、都構想ってのはどういうものなのかっていうのが今、これから、
本当に説明を受けないと駄目だと思いますけどねぇ。

大田:
で、公明党が今もそうなんですが、反対してる部分ってのは非常にこうテクニカルで、
技術的な部分で、なかなかパッと理解し易い部分ではないんですよね。
そこを含めて、今回の公明の態度というのは、その難しい部分も含めて、
市民の皆さん、判断してくださいって言ってるに等しいわけなんですよね。
ですからやっぱり、これから公開討論会なんかも開かれてくると思いますけれども、
皆さん、是非ですね、この機会にですね、どこまで知らなきゃいけないかではなく、
どこまで自分が知ろうと思うかというふうに考えていただきたいんですよね。
で、この協定書に関してもですね、これお尻のほう財産目録って形で、
非常に細かい書類が付いてるんですが、本体部分はね、大体20ページぐらいなんですね。
ですから、これホームページでもご覧いただけますので、
是非この機会に、大阪の未来を決める、この制度というのを少しでも知ろうという努力をやはり、
市民の皆さんもしていただきたいなという思いはありますねぇ。

高岡:
一点だけ申し上げればね、円さんが「なんとなく」ていう言葉を発せられましたね。
同じ思いの方、大阪に沢山いらっしゃると思うんです。
ただ、これね、民主党選んだ政権交代の時も同じような思いで、
やっぱりよく分からないけども、変えてもらいたいという声が。
私は、これは有権者の正当な権利だと思うんです。
しかし、政権のほうが、失敗したなと言う有権者も居ったら元に戻す事が出来ますが、
これは、行政の制度というものは、失敗したなのであとに戻すのは大変な事になりますので、
そこは住民の皆さんもよく理解をした上でご判断をという事ですね。

清水:
そうですね。都構想云々かんぬんではなくて、
自分の住んでいる地域の事を考えるっていう点ではね、悪くはないと思います。

以上です。


◆キャスト

伊藤史隆:
大阪都構想というものを打ち出されたのが、およそ五年前なんですね。
まぁ遠い未来、そんな事があるのかなあというイメージだったものが多いと思うんですけども、
これが一気に現実味を帯びてきたのが今日なんです。と言いますのも、
先ほどまで制度設計を話し合う法定協議会が開かれていまして、協定書が承認されました。
さ、現場に吉嵜記者が居ます。最新情報を伝えてもらいます。吉嵜さんお願いします。


吉嵜由希:
つい先ほどまで、こちらで協議会が行われていました。
自民や民主などの野党が強く反対を主張しましたが、維新・公明の賛成多数で、
ついに大阪都構想の協定書が取り纏められました。
一年前の協議会で、物別れをしてからは維新と対立関係にあった公明党が、
この年末に住民投票を実施を容認する態度に変わった事で、事が動き始めた形です。
まずは、今日の協議会の様子をご覧ください。


ナレーター:
今日、午後3時に始まった協議会。
去年、府議会・市議会で否決された大阪都構想の協定書に、僅かな修正が提案され、
各会派が意見を述べた。
自民・民主・共産は、区割り案について住民の意見を聞いていない、
財源シミュレーションに問題があるなど、反対意見を表明した。




柳本 顕議員:
非常に複雑、多岐に渡る大都市制度の詳細事項について、理解いただくのが難しい中で、
取り返しのつかない大都市制度の転換に向けての判断
住民に責任転嫁する事は、議会の責任放棄にもなるのではないかと考えます。









ナレーター:
一方、公明は再編効果がないばかりか、最初の5年は収支不足になると、
都構想には反対を表明したものの


住民投票は実施すべきだとして、維新と共に賛成に回り、協定書は承認された。



―スタジオ

古川昌希:
はい、先ほど承認された協定書によりますと、大阪市は二年後です。
2017年4月に、この5つの特別区に分けられるという事なんですよね。


北区・東区・中央区・南区・湾岸区の5つです。
大阪市にお住まいの方は、自分の区が何区に編成されるのかというのを注目しながら、
ご覧いただきたいんですけれども。

伊藤:住之江区なんか別々の区に分かれるんですね。

古川:
住之江区が場所によって、こう分けられてしまうという事も、皆さん注意していただきたいんですね。
で、またこの「大阪都」という名前なんですけれども、
これには、現在の法律を改正しなければいけませんで、現状のままであれば、
「大阪府」という名前がそのままで、こういった、いわゆる特別区の編成がなされるという事なんですね。
しかも、それぞれの区で選挙によって区長と区議会が選ばれるというところなんかも
注意点だという事です。


そして、今まで大阪市が管轄してきたこういった自治体の色んな行政ですね。


消防・地下鉄・大学などといった事は、大阪府の管轄になります。
一方、公営住宅やパスポートの窓口といった事は、特別区に編成されまして、
こういった基礎自治体の仕事の仕分けというのも、これから進んでいくんではないかという事ですね。

伊藤:
「大阪市」が無くなって、大阪府大阪市何々区が「大阪府何々区」と、
こういう形になるというのが分かり易いとこで、
で、これ一旦は、この協定書は市議会・府議会で否決されてるんですが、
古賀さん、これが一気に流れが変わってしまった、こういう事なんですねぇ。


古賀茂明:
そうですねぇ。国政のほうで、こないだ年末に衆議院選挙やりましたけども、
この時に、橋下さんと松井さんが、その出ると、しかも公明党の議員が居るところで出るという話が
あってですね、随分あの騒がれたんですが、結局は出ませんでしたね。
その結果、公明党のほうは議席を失ったりする事がなかったという事なんですが、
この間にですね、実は裏取引が成立してたっていうのは、
まぁ我々は東京ではそういう話をよく聞いてたんですけどね、ですから、
まぁそれは本当かどうか分かんないですが

伊藤:当事者はないと言ってますけどねぇ。

古賀:ええ、ですけど、この結果見ると、あ、そこかなあって感じはしますね、はい。

伊藤:
で、否決されたところから、内容は精査されたかっていうと、そうでもなさそうですし、
あのさっきのVTR見てましても、公明は、あの、いや、都構想は反対なんだけど、
ただ、採決は協定書賛成しましょうよって、この辺も非常に分かり難いところでして、
もう一度、中継結んでみようと思うんですね、吉嵜記者に聞きます。
吉嵜さん、一旦否決をされたという協定書と、今回の協定書は、これ変わってるんですか、
同じもんなんですか。

吉嵜:
そうですね、ほぼ同じものです。
事務的な微修正を加えただけで、ほぼ同じものなんですね。
言ってみれば、公明党が方針を変えただけで、協定書の内容は殆ど同じ物です。
で、この間、与野党はですね、事実上絶縁状態にありましたので、  ←ボイコットて言わずw
協定書の肝心要の部分を維新だけで作ってしまい、野党の意見は殆ど反映されていません。
結局、中身ではなく政局で事が動いたという事になるわけです。

伊藤:これ、大変重要な事を住民投票でっていう事になりそうなんですが、今後はどうなっていくんでしょうか。


吉嵜:
はい、今後なんですけれども、この協定書は国に意見を求めたあと
3月に府議会・市議会で可決し、5月17日に住民投票に掛けられる予定です。
今日の法定協では、ここまで確認しました。
で、住民投票で有効投票の内、賛成が過半数を上回れば、二年間の準備期間を経て2017年4月1日に実現
反対多数なら廃案となります。
つまり、大阪市民の住民投票が最終結論となるわけです。

伊藤:
吉嵜さん、住民投票のあと、もう一回議会で揉んだりはしないんですか。
もう住民投票で最終結論なんですか。

吉嵜:
そうですね。もう一度、議会に掛けられる事はなくて、この、まさに住民投票で
全てが決まってしまいますので、皆さん、色々考えて投票をしなければいけないと思います。

伊藤:
有難うございました。古賀さん、というような大阪市、存続するのか、無くなるのかっていう事を
重要な投票をするって事は今日、実はほぼほぼ決まった日と、この大変な事でして、
じゃあ私、大阪市民ですけど、どこ基準に選んだら良いのかしらっていう方、いらっしゃると思うんですけど。

古賀:
そうですね。まぁ橋下さんをね、選んでる時点で、本当は大阪都構想を支持してるっていうふうに
普通は考えるんですけど、これが実現するとですね、
今、大阪府と市がやってる二重行政がね、解消するという事で無駄がなくなると、
よく言われましたね、それは結構伝わってると思うんですけど、
もう一つ大事な事はですね、今まで市がやっていたものでもですね、
特別区という新しい行政組織にですね、移管される部分があるんですね。
それから、府に持って行かれる部分があると。
そうするとですね、区民から見る、まぁ区民になるわけですけどね、
区民から見ると、じゃ自分の区が何をやってくれるのか
やってくれるっていうのは、逆に言うと自分たちで 今度はあの区議会とかですね、
区長さんとか、こう選んでいくわけですね。
つまり、自分たちで責任を負って、それをやれるわけですけれども、
それがどういう内容なのかっていうのが一番大事なとこです。
例えば、色んな福祉、子育てとかね、なんとか、そういうものとか、或いは道路どうする、
まちづくり、どうする、そういう事を自分たちで決めるのかどうか。
これは東京見れば分かるんですが、区によってかなり違いが出てきちゃうんですね。

三船美佳:
全然違います、区によって
本当に福祉に力を入れてるところだったり、全く変わってきますよねぇ。

古賀:だから、そういう事ですね、中身をやっぱり、ちゃんと見てもらわないと困ると思いますね。

伊藤:
今のままに、大阪市があるほうがメリットがあるっていう事も勿論あるわけですからね、
自分がどちらを望むのかっていう事をしっかり考えてという事なんですね。

以上です。


◆夕刊7チャンネル


鈴木理加:
五年前に議論が始まった大阪都構想が大きく動きました。
大阪府庁には田淵記者が居ます。田淵さん。


田淵:
こちら府庁にあります法定協議会の会場です、つい20程前に協議会が終わりました。
ではまず、この協議会の内容を振り返ります。


ナレーター:
大阪都構想の設計図、協定書案について話し合う為再開された法定協議会。
焦点となったのは住民投票です。



ナレーター:自民・民主・共産は、協定書案は勿論、住民投票も反対。


注目は、この三つの党と足並みを揃えて来た公明




清水議員:
協定書による都構想には断固反対であると申し上げておきます。
しかし公明党は、大阪の発展のために都構想議論の収束を図る事を目指します。
大阪市民の皆さまと共に、住民投票で決着をつける事を決断致しました。


ナレーター:つまり、協定書案はには反対ですが、住民投票は賛成





山中議員:
公明党の皆さんも協定書は反対、されど住民投票はやむなし賛成、
また住民投票になれば反対する、こういう大変に矛盾した事を表明せざるを得なくなっています。
結果として、ああ結局裏取引があったのではないかとか色々言われる事になるのは、
いかがなものかと思いますし…
 
ナレーター:共産の批判も空しく、神風の吹いた法定協議会。



これで大阪市を無くし、5つの特別区に分割する協定書案が維新・公明の賛成多数で可決。
住民投票実施が確実となりました。


鈴木:
この具体的な住民投票までの、具体的なスケジュールを伺う前に、
まず新しい情報が入ったという事で伝えてもらって良いですか。

田淵:
今ですね、法定協議会が終わったんですけれども、府庁の別の場所で松井知事と橋下市長が
ちょうど会見を開いた模様です。
そこでですね、橋下市長は住民投票に関して、
「最後の段階まで来たが、過半数には大変なエネルギーが要るので、
維新は総力を挙げていく」と改めて決意について語ったという事です。

鈴木:では、今後の具体的なスケジュールをお願いできますか。


田淵:
住民投票のスケジュールについて、こちら纏めてみました。
今日ですね、協定書を決定したんですけれども、この協定書を来月、府議会と市議会それぞれに掛けます。
そして、こちらの府議会・市議会とも維新と公明の賛成多数で可決となる見込です。
ですので、この協定書を以て5月の17日に住民投票になるというのが
今後の想定スケジュールです。

鈴木:
これでひとまず住民投票までの流れは決まったわけですけれども、
この5月17日っていう日程は、決定と言えるんですか。

田淵:
実はですね、今日の協議会で5月17日を希望するという文言もあったんですけれども、
この5月17日というのは、最終決定ではありません。
特に、自民党の一部からは、この住民投票に6億円という巨額なコストが掛かるという事から
4月の統一地方選と同時開催、同時投票してはどうかという声も上がっていて、
今後、この日程調整が最終の山場となりそうです。



以上です


◆VOICE


西 靖:
大阪都構想の設計図となる協定書が特別区設置協議会で、維新と公明の賛成により可決されました。
この協定書の賛否を今年5月に予定される住民投票で問う事になります。


ナレーター:
午後3時から開かれた特別区設置協議会
大阪市の橋下市長、大阪府の松井知事や各会派の委員が出席しました。


橋下市長ら維新の会が進める大阪都構想は、大阪市を5つの特別区に解体・分割して大阪府と再編し、
府と市の二重行政を無くす事などが目的です。
今日の協議会では、都構想の設計図となる協定書案の採決を前に各会派が意見を述べました。



ナレーター:
都構想の意義を繰り返し強調する維新に対し、
野党会派からは財政上のメリットは少ないなどと反対の声が相次ぎました。











ナレーター:これまで反対姿勢だった公明は、協定書案には反対との立場を示しましたが・・





ナレーター:そして、採決・・・





ナレーター:維新のほかに公明も賛成に回った為、協定書案が可決されました



ナレーター:今後、協定書案は総務省に提出され、2月の府議会・市議会で可決される見通しです







ナレーター:
橋下市長は4月の統一地方選後、都構想の説明会を30~40回開いて市民に詳しく説明していきたいとしています




―スタジオ

西:
一旦は否決された協定書ですが、今日の法定協議会で可決されました。
改めてどういったものが、まず今日は概略ですが大阪は今、大阪24区あります。


府知事が居て、市長が居て、そこが24の区に分かれているわけですけども、
これが、はい。


都という名称になるかどうかは分かりませんが知事が居て市長は存在しなくなります。
5つの区に、特別区に分かれるという事になります、再編されます。
北区・中央区・東区・南区、そして湾岸区、
それぞれの区長は公選、つまり選挙で選ばれるという事になります。
で、この事によって何が変わるという構想なのか、はい、こちらご覧ください。


維新が主張するメリット、そして野党が主張するデメリット、それぞれ今、これごく概略ですがあげました。
まず、広域行政は一元化する事で経済成長を実現をするのだと、
意思決定を素早くして経済成長を実現するのだと、いう主張。
それに対して野党側は、新しい庁舎の整備など寧ろ赤字になる事も初期投資の部分で考えられるという話。
そして、メリットとして、住民に選ばれた区長がきめ細やかなサービスを行うとしています。
それに対して野党側は、権限も財源も不十分であると主張しています。
まぁ、財源が増えるわけではありませんからね、トータルとしましては。
そして、二重行政の解消ができるという主張ですけども、
それに対しては、区を跨ぐものに関しては、新たに一部事務組合、事業組合などが
設置が必要になるという事で、結局、大阪府と事業組合と、そして区と、
結局、三重行政になる恐れがあるという指摘がなされています。
まだ、ざっくりとした事しかまだ申し上げられない状況、
これから見ていく事になりますけども、森さん、どういうふうにご覧になりますか。


森 直也:
住民の方にとって一番重要なのは、住民サービスの部分がどれだけきめ細かくなるのかならないのか。
それとまた財政の問題ですよね。
やっぱり、この二点、少なくともこの二点に関しては対立軸をしっかりと、これから双方、
反対のほうも賛成のほうも、しっかり住民に提示して幅広く議論すべきだと思いますよね。
まだやっぱり論点がしっかり浸透してないという重みはありますよね。

西:
はい、5月に住民投票が行われるというところまでは恐らく間違いありませんので、
この番組でも一体どういうメリットがあるのか、そして、どういうデメリットが想像されるのか、
その辺りをしっかりお伝えしていきたいと思います。



以上です。

宮根の「バカコメンテーターの仲間入りする可能性」
早速、橋下が「分からないって10回ぐらい言ってた」とか会見で言うてた。
10回も言うてへんけどな?ww
言われる事にビビってんの?
バカ市長、ヘタレ市長て言い返したらええねんw

どの番組もほぼ同じような内容やけど、他会派の発言の切り取り部分とか、
コメンテーターの発言とかで、視聴者の受け止め方は変わると思う。
住民投票がほぼ確実と言われてからは、なんとなく報道の仕方がちょっと変わったと思う。
今頃何言うてんねん!てレベルやけど、ちょっとでも事実を報じる方向に転換してほしい。
今までも今後もやけど、無駄やと諦めんと、偏向報道には断固抗議すべきと思う。
その数が多ければ多いほどちょっとでも改善されると思いたい。


ちょっと別件やけど、昨日アップした1/14(水)アンカー「安倍総理・都構想について」に対してのリプで
『偽装保守安倍に幻想持ちすぎw府連にリップサービスしただけですよ、
自分は自主憲法制定派ですが、もうそんなもんはどうでもいい、
安倍は名誉欲と引き換えに大阪を売る決断をした、そう断定させていただきますw』て。

うちは幻想なんて全然持ってない。
安倍総理が直に指示したかどうかまでは分からんけど、
管官房長官と松井とは密約らしいもんがあったんやないかと思てるから
公明党が~ていうより、寧ろ官邸側の問題やと思てたから、既に官邸にも意見を届けてる。
問題は、密約云々とか、安倍総理に期待とか、そういう事やなくて、
報道のあり方や。
総理の本音が改憲の為に、橋下に媚びたり、それが大阪を売るような都構想賛成であっても
それはどっちでもええ。
けど、少なくとも建前であっても「一般論として」て付け加えての発言を
全面的に賛成みたいな報道の仕方に対して腹が立つねん。
あの報道見た時、クソッ青山のせいで橋下は喜んで、安倍総理も賛成してますて
また言うやろなあと想像しただけで(#`皿´)<怒怒怒怒怒怒!!!
てか、市民も勘違いする人多いやろ。

で、案の定、ネットでの報道は「一般論として」が付いてない。
おまけにやっぱし橋下は会見で喜んでる怒怒怒怒怒(((p`-ω-)p))怒怒怒怒怒






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