2015/01/21

2015.01.15(木)橋下定例記者会見「みんながメトロポリタンになる」



1/15(木)橋下定例記者会見で、毎日放送の奥田記者が自主財源についてとか、
バブル期の弊害の発言について質問してたんで、Twitterでもちょっとアップしたけど、
その前後もちょっと聞いてみたら、文字にしときたかったんでアップしときます。
関テレの佐藤記者の質問もついでに。

動画は、佐藤記者が18:00~、奥田記者が30:00~


関テレ 佐藤:
昨日、弊社の番組に安倍総理がご出演いただきまして、
都構想に関して、一般的ではあるが二重行政解消、住民自治の拡大の為には意義があると、
自民党総裁の立場としては思い切った、踏み込んだ発言だったのかなって印象を受けたんですけど、
まず受け止めをお聞かせいただきたいんですけど。

橋下:
大変有り難いですよ。
大阪で、だって大阪の自民党は、あー「大阪都構想、意味がない」っていうふうに言ってるんですから。
そこに意義があるって事をはっきり断言していただいてね、   ←「一般論的には」なw
それが一国の総理がですよ。
ただ、地元のね、やっぱり最後は決定に、いーまぁ重きを置くというか、
それは大阪の事なんだから、大阪が決めてくださいと、
極めて、あのー民主的な、あー本当にあのー総理の言葉として有り難い思いだし、
非常に重いあの言葉だと思いますよ。
この大阪都構想っていう事は、二重行政の解消、住民自治の拡充に意義があるっていう事をね、
総理が言ったっていうのは、ま、いわ、総理が言われたというのは、
もう本当にもう僕はね、嬉しくてしょうがなかったですねぇ
しかもこの大阪の地においてね、ええ。大変もう有り難く思ってます。

佐藤:
住民投票で賛成多数となれば、政府として粛々と必要な手続は進めるという事も仰いましたけれども、
広域自治体の名称、今のとこ「府」のままですけれども、
「都」を名乗れるような立法措置なり、法改正なりっていうのは政府のほうに求めていかれるっていうふうな。

橋下:
ええ、勿論、あの法律として維新の党で出していきますけれども、
おーまぁこれは色んな考え方があるんで、やっぱりTwitterなんかを見ても、
やっぱりTwitterっていうのはね、あのー一般的なあのー有権者の考え方
感覚っていうものを把握するのに非常に有効な、
効果的なツールだなというふうに感じてますけども、
大阪都の「都」とね、首都、これはやっぱり混同されてる人が多いなあと思います。
えーこれ英語表記であれば凄い分かりやすいんですけども、
大阪都の「都」はね、えー東京都の「都」、
大阪都の「都」ってのは、メトロポリスっていう意味ですからね、
キャピタルじゃないんですよね。
だからその違いをやっぱり「都」っていう名称で、
えーやっぱり凄い誤解をされてしまってるなあっていうの思いますね。
あのー多分、自民党の国会議員の多くも、そういう誤解をしている人が多いと思います。
石原慎太郎さんもそういう誤解があったんで、
やっぱりミヤコ(都)っていう、うーあの漢字を見てしまうとね、
どうしてもキャピタルというか、首都というか、元首が居る所となってしまうんでしょうねぇ。
でも、それは違いますよと、あのこの東京都、大阪都の「都」は、
「プリフェクチャー」じゃなくて「メトロポリス」っていう、そういう意味なんでね、
だから僕は、『ニューヨーク、パリ、ロンドン、東京都に並ぶ大阪都』って書いたら、
一斉に『いや、アメリカの場合は、ニューヨークじゃなくてワシントンでしょ』っていうような
返信が凄い多かったですけども、
いや、ワシントンはこれ首都なんでね、あのーニューヨークは、これはメトロポリスなんですよ。
だから、そのメトロポリスになるっていうね、
いやぁ、大阪府民の皆さんにね、あのー今、あー都民を名乗れてるのは東京都民だけですけども、
大阪もね、メトロポリタンというか、メトロポリスになって
みんながメトロポリタンになるっていう、
まぁそういう意味で、あのー都の名称、僕は、あー進めていくべきだと思います。
あの決してキャピタルになるつもりはないのでね。
まぁこの辺、あのー自民党の国会議員の皆さんにも理解してもらうようにね、
維新の党で法案出して、えーしっかり対応していきたいと思いますけどもねぇ。



毎日放 奥田信幸記者:
自主財源についてもTwitterでも書かれてましたけれども、ただやっぱり直接、
自治体としては、自分ところに入ってきた収入で、
そのまま財政を組んだほうが良いという事は同意されますでしょうか?

橋下:
良いか悪いかっていうのもその制度しだいですけどね。
だから、きちっとルールが決められて、要は恣意的にね、その額が奪われてしまうと、
少なくなってしまうっていうところだったら問題ですよ。
でも、明確にルール化された上で、それはあのーあとは自主財源っていうのが固定
固有の財源ていうのか、言葉の違いであってね、
あのーそこが明確なルールで、きちんと配分ルールが決められる、配られるんであれば、
結局はだって、その財源は特別区がお金使うわけじゃないですか。
自主財源の、その意味は何なんですかね
自主財源が良いと言われる意味は

奥田:
いや、あの例えば、交付税制度とか調整制度であれば
確実に入ってくるかどうかが分からないので、
臨財債みたいに来なかったりする事があるわけじゃないですか。

橋下:総額は、だから補償してるじゃないですか、今回の大阪都構想の制度の場合には。総額は。

奥田:あ、でも…

橋下:
今、今までも、今までの大阪市役所が基礎自治体として使っていたお金は確保してるんです。
だから、これが収支補填だけを目的としたね、地方交付税とはまた別なんですよ。
だかっ、今まで、だからそこもね、こうやって説明させてもらったら分かるけど、
なんで、そのー自民党が言ってるような自主財源っていう言葉に意味がないかっていったら、
今回の大阪都構想の、あの財政調整財源も含めたね、財源確保の話は、
今まで大阪市役所がやってた仕事分のお金は確保しますよっていう事なのに。
だから、地方交付税制度とか、ああいう話っていうものは、
やろうとしてるそのサービスに、もう既に穴が空いてしまって足りないから
ま、なんとかそこを埋めてあげるっていうけども、埋めきれてないわけです。
で、今の大阪市役所が、今までやってた大阪市役所のサービスはね、
これが、あーサービスの量として十分かどうかは別として、
でも、少なくとも今やってるサービスは、確保できるため、確保する、
今やってるサービスは、きちんと出来るだけのね、財源総額は確保しようって事だから、
これを自主財源というのか、固有の財源なのか、それはあまり意味ないでしょって事です、それは。

奥田:今の財政調整制度に欠陥があるとか、おかしいとか言うつもりは全くないんですけれども。

橋下:だから自主財源という言葉に振り回されるのは意味ないでしょっていうに僕は言ってるんです、それは。

奥田:
ただ、一旦、都に入ってね、そのあと都と特別区のほうで割り振りをするという、
その割合については、まぁあの別に書かなきゃいけないっていう決まりじゃないですけども、
今、示されていません
で、それが、そのあと例えば、大阪府の財政が非常に悪いと、
まぁあのー要するに借金を全て都に集約するわけですから、
それが、例えば税収が今後下がって払えないといった時に、
じゃあ、その割合を特別区に来る割合を減らしましょうという可能性って、やっぱりありますよねぇ。

橋下:
いやっ、だからそれは、だって、その可能性言い出したらね、
じゃ、東京都は、そんな事やってますか?           ←すり替えたw

奥田:いや、東京…

橋下:
で、国のね、地方交付税制度っていうものをルール作ってね、
そんなじゃあ、地方の、今のですよ、僕は地方交付税制度廃止論者ですけども、
でもそれは、消費税っていう税源を与えた上でね、交付税を廃止しろと言ってるわけで、
今は税源も与えられない中で、交付税を半額にするなんて、これはあってはならない話ですよ。
今の行政の仕組み見てください。
その恐れとか可能性って言い出したら、何でもありですよ。
そんな事言いだしたら、別にこれ、えーあのーもう役所のこの仕組み自体も
可能性を言い出したら、ルール違反の事なんか幾らでも出来るわけじゃないですか
しかし、ルールを作った時にね、これは大阪市のそのー住民サービスをきちっとやるために、
これ財源確保したっていう事をきちっと謳ってるわけですから、
大阪府の借金の為にはそら、あのー特別区のお金を奪うなんて事が
もし出来るっていうんだったら、東京都でもやってるはずですよ、ほかのところでも。国でも。
出来ないんですから、そんな事は。

奥田:いや、東京都の場合は、やはり財政が豊かだというのは…

橋下:
いや、国の場合ですよ地方交付税も出来ないじゃないですか。 ←国かよっw
そんなのは民主的なプロセスで選挙で選ばれた長も居てね、
あのメディアからのチェックもあって、
で、行政組織も、日本の行政組織は、そこまでバカじゃないですよ。
だから、可能性を言うのは良いけれども、
現実の仕組みとの比較をちゃんとしてくださいねって言ってるんですよ。
行政ってのは決められたルールをしっかり守ってるじゃないですか。
だから、それをね、ルールを破る可能性がある、可能性があるった、あるって言うんだったら、
今だってそんなルール、じゃあいっぱいルールがあるのに、じゃ破ってますかって事ですよ←お前が破ってるやんw

奥田:だから今のその財政調制度のルールがおかしいと言ってるわけではなくて…

橋下:破る可能性なんてのはないですよ。

奥田:
いや、その自民党が指摘するのも一理あると思うのは、
やはり自主財源というその直接入ってくる税金であれば、
それは取られる心配というのは全くありませんけど、
やっぱり一旦、都に入って割り振られると
やっぱりそこは、もしかしたら減らされるんじゃないかっていう、
その危惧を抱くというのは、ごく自然な事だと思うので。

橋下:
じゃあ、そのね、まっ危惧で、抱く危惧でも、危惧を抱くのは良いんですけども、
そういう危惧とね、現実の二重行政の弊害っていうものを
ちゃんとバランスして天秤に掛けてくださいねって言うんです。  

奥田:だからそれはもう仰る通りだと思います。

橋下:
でもその時に、その毎日新聞の社説のように危惧のところだけ出すじゃないですか。
将来のその可能性の、まっ、どれぐらいのリスクなのか分かりませんけども、
そのリスクのところばっかり言ってですよ、
現実じゃあ信託事業で650億円の賠償金払った話なんていうのは、大して出さないじゃないですか。

奥田:
いやあのー二重行政の解消という事は、恐らく都構想の説明をする時にも
今まで何十回、何百回というふうに伝えていて、その部分は不公平と仰るかもしれませんけど、
かなりの部分で、どのマスコミも伝えてるので

橋下:
いや、それは定量的に同じその論評する時に同じように出していかないと、それは。
もしそんな事言うんだったら、それかなり出してるんですからっていうふうに言うんだったら、
大阪都構想に纏わる色んなその批判だってね、
もう法定協でもう色々出してるじゃないですかって話になってしまいますよ。
皆さんは情報提供する時にね、そのメリット・デメリット示せっていっつも言ってるんですから。
そうであれば、財政調整にそういう恐れがあるって事もそれは良いですよ、
分かりました、そういう指摘もあるでしょうと。
でも、現実にね、この650億円支払わなければいけないって、この話になったっていうのは、
やっぱり大阪市役所っていう、このデッカイ財布が良いのかっていう話もね、
しっかりやってもらわないと。
だから、財政調整制度は、ま、悪いとは言ってないって言うんだったら、ま、それで良いですけども、
あのー財政調整制度がやっぱり問題だっていうような人に対して言いたいのは、
今の大阪市役所だって、財政調整制度っていうか、
事実上、大阪市っていう財布の中でやってるわけですよ。
旭区民のそのー旭区で、えー徴収できた税金がね、えー住之江のWTCに充ってるっていう事もあるわけですよ。
だから大阪市役所っていう財布の中だから、あんまり問われないけれども、
ここをきちっと明確化していったら、5区に分けた、5つに財布を分けて
きちっとお金のやり取りを明確化したほうがね、
自分たちの税金がここに回されてるんだなって事が見えたほうが良いんじゃないですかっていうとこは
僕の問題提起だし、で、そうじゃないっていうふうに、
あのこんなやり方が良くないって言うんだったら、
じゃ、今の現行の体制のね、問題点、実際にこれであのーみんな旭区民の皆さんが
WTCにお金使われてる事も分からない
旭区民の皆さんが、あー東住吉区にラスパ大阪なんていう温泉施設を作られてる事も分からない
でも、そこに税金が充てられてるっていう、こういう現実も示した上でね、
どっちのほうが良いんですかって、もうジャッジをするね、
そういうじょ、時期に来てると思うんですけどもね。

奥田:
あのーそこの仰ってる意味は分かるんですけれども、
その二重行政の解消とか、今仰ってるところの指摘でね、
あのー例えばAB項目で色々上げられてて、その大学ですとか、病院とか
そういう改革案件と仰ってる部分に関して、変わっていきますよという指摘、まだ分かるんですけれども、
まぁ今のあのー維新の、特にTMでの説明というのは、
過去の負の遺産についてのアピールがあまりに大きくて
そこに関して、確かに大阪市ならではのデメリットはあったかもしれませんけども、
それはもう全て10年以上前のバブル期の弊害のものが殆どで、
そのー二重行政によるデメリットによって起きたものとはちょっと考えにくいので、
そこのアピールの仕方がちょっと不公平ではないかなと思ってるんですけど。

橋下:
そんな事ないですよ。
お金がじゃあまた、これでどういう状況か分かりませんけども、
財源が豊かになって来たら、結局広域行政の部分それぞれバラバラにやりますよ。

奥田:
いやだから、その広域行政のデメリットの部分でね、
その例えばあのー大阪府だって、今まで過去に色んな失敗をして来てるわけですから、
それが都に一元化されたら、全く無くなるという理由、やっぱりないと思いますし

橋下:リスクが半分に減るでしょ、確実に。

奥田:いや、そこ…

橋下:二つ、二つを建てる事はないでしょって事なんです。

奥田:
あ、それも前もちょっと議論したかと思いますけれども、
どちらかというと、二つあったほうがリスクはヘッジできるんであって、
一つのほうが大きな失敗をする可能性っていうのはあると思うので、
そこは必ず一つになったからといって、無くなるというものではないと思います。

橋下:いやっ、それはねぇ、長に立った事がないから、そう言うんですよ。

奥田:そう言われてしまえば議論にならないので

橋下:
うん、だってそうです。だって大阪府知事になったから、じゃあWTCビルっていうようなビルをね、
仮にですよ、WTCビルとりんくうケートタワービルってものがありますよ。  デタ━━━゚(∀)゚━━━!!
1,300億円と600億円のビル。
今の議論でいくと、この二つの自治体があるから、1,300億と600億で収まってると、
もしこれ大阪府知事に権限が一元化されたら、2,000億円のビルを建てると事に

奥田:そういう恐れは…

橋下:ないです、そんなの。

奥田:なんでないって言う…

橋下:ないですよ

奥田:なんで断言出来るんですか

橋下:
それはだって、その時のその財布の財源
それはね、僕はそれをこないだの法定協議会で言いたかったんだけども、
全体の広域行政の予算の中で、そのやれる事業ってもののキャップははめられるんですよ。
だから、それね、なんで大阪府と大阪市っていうものがここまで、あのー
特に大阪市民がね、これ一人当りの借金、一人当り背負わされる借金がここまで増えたかというと、
その事業の総額っていうものが二倍ですよ、普通の府県の。
大阪府の、いわゆるこの府の予算と大阪市の予算
要は事業規模っていうのはこの予算総額の中で決まるんですよ。
ねっ。だから、大阪府のほうに一元化されたからといって、大阪府の予算が二倍になるわけじゃないんです。
そこ間違えてるんです。
大阪府の予算が二倍になるわけじゃないんですから。
だから、この大阪都構想の二重行政の意味っていうのは、
広域行政、広域の仕事をね、広域の仕事を広域行政体、大阪都のほうに一元化するという事は、
大阪でやらなければ、大阪であのーやれるね、広域行政の仕事がここで、
大阪府の予算のこの範囲で、キャップはめられるんですよ。
今、大阪府と大阪市ってダブルの予算規模でこれ、考えられてるから、
だから、これに合わせた形でビルが2本建ったりとか、
あーとんでもない開発が二つ行われたりするけれどもね、
大阪府の予算が今の、おーこの3兆とか、その規模の中でね、2,000億、3,000億、
じゃあ、大阪市の権限が来たからといって、3,000億円のビル建てるかったら
そんなバカな事ありませんよ。
予算規模に合わせて事業ってものがあるんだ。
だから、大阪府全体でね、広域行政のこの事業規模っていうものに、キャップをはめていきましょうって事です。

奥田:あのーただ、大阪市…

橋下:
それは、だから今、反論してください。
だからそれは、あのー今言ったね、あのーWTCビルと、そのーりんくうゲートタワービル、
今、2本建ってますよ。
で、これ広域行政一元化したら、リスクは二倍になるっていうのは、
予算というものを考えずにそういう空想みたいな、空想めいた批判をするわけですよ。

奥田:
でも、その広域行政の一元化で、広域に関する予算を一元化すれば
まぁ全体は二倍にならない…

橋下:ならないです。

奥田:
ならないですけど、広域行政でやっていく部分の予算では、
当然増えるわけですよねぇ。

橋下:その分はね。

奥田:その部分も増えますよね

橋下:でも二倍にはならないですよ。

奥田:ま、でも、そこはやっぱり、まぁこれちょっともうあんまり議論しても無意味かもしれませんけれども、

橋下:へへへ(笑)

奥田:
あのーそれを都構想になったから無くなるというのは、ちょっと思えないというのと
それと、それ全てが…

橋下:
だって、じゃあ、それは全国の府県見てくださいよ。全国の府県を。
だから、都道府県と、あぁぁ、まぁ都は別として、ま、都でも良いですよ、都道府県見てね、
その大規模なそのー中核市と府県との役割分担で、同じものが二つ建ってるところがありますかって言うんですよ。
ないですよ。
で、じゃあ、あーそのおー権限が一元化された、広域行政が一元化された普通の府県ですよ、
大阪以外の府県を見てみてね、ほかの都道、じゃあ大阪と比べて、高層ビル、
二倍以上の高層ビルが建ったとか、体育館が二倍以上の物が一個建ったとか、
そんな府県がありますかったら、現実そんなんないじゃないですか。
建てるものっていうのは、みんな大体同じもんです、そんなのは。
だっそういうね、空想めいた事言うから、可能性みたいな、それ権限が一元化された二倍の物をね、
建てれるそんなリスクがあるって言いますけど、現実見たら、そんな事やってるとこないじゃないですか。

奥田:
ま、でも、現実見たらもう全てがバブル期のところで、この十何年、
例えば關市長以降ね、そういう失敗というのはなく
全てもうそれ以前の物ばっかりじゃないですか
で、そのーあのー大阪市の問題は、色々あるのはもう分かってますけれども、
もうずっと我が社もやって来ましたし、それは分かってますけれども、
そのやはり、そのAB項目のところで、こんだけ変わりますよという指摘ならば良いですけど
やっぱり過去の負債について延々言われても
やはりそこは、じゃああのー都構想によるメリットというのは、
なかなかこれは市民には理解しにくい思いますけれども。

橋下:
いやぁ、だから、それは市民の皆さんに伝えてもらって、
あとは市民の皆さんが判断するところであって、僕はそこは物凄い重要だと思いますよ。
だって、これ大阪市でそのまま持ってたら、二重行政じゃなくてもね、
信託事業にしたって何にしたって、はっきりと僕はもう分からないですもん。
見えないところ沢山ありますから、そんなの。
それはやっぱり、5人ぐらいでみんなチェックしていったほうが良いと思いますよ。
そら選挙で選ばれるのと、やっぱりそうじゃないのってのは、決定的な違いがあって、
僕らクビ飛ばされるわけですから
だから、それはちゃんと見てね、失敗した時には責任取らせると←( ̄д ̄) エー・・・
じゃ今回650億円の、あの賠償金の問題、誰が責任取ってるんですか

奥田:それはもう…

橋下:役所と市が出す

奥田:いや、それはもう仰る通り大問題なんですけども…

橋下:
だか、だからーそういう事の為に、ちゃんと責任者っていうものを置いて
あーとんでもない首長が来たら、 ←(´∀` )オマエガナー
そらーチェックは出来ないかも分かりませんよ
でも、少なくても過去の、あんなバカみたいな政策決定をしたような状態よりもね、
マシになるでしょうってのが僕の考え方だし、そうじゃないって今の話もう良いんですよ、
そういう考え方もあるから。
でも、これは幾ら議論をしても、つまらない話、あの、つまらないって言うのは、
折り合いが付かない話なので、あとはこの意見を住民の皆さんに聞いてもらってね、
ジャッジしてもらうしかないと思いますよ。
だから、今、奥田さんが、いや、そんな過去の話を振り返ったって意味がないってのは、そっ…

奥田:
いや、意味がないとは言ってないですけど、そのーやっぱりこの十年間の問題点を
今後解決しましょうというのは分かりますけども、
もう殆どが二十年近く前以上のね、前の事をずっとあげつらって、大阪市の問題で、
それが都構想によって変わりますと言っても、
そこの説得力は、やっぱりちょっと欠けると思うんですよ。

橋下:
いやーだから、それはそう感じてるだけであって、あとは住民の皆さんに判断をしてもらって、
ここはもう議論してもしょうがないわけですから、
ま、僕はそこに一番の問題点もん、一番のね、この構造的なそのー欠陥というものを
僕は、そこに見出してるわけですから。
そら、それはもうしょうがない。
だって、こないだから長をやってみて、現実に行政をやってみて、そういうふうに感じるわけであってね、
だから、それはもうあのー住民の皆さんに聞いてもらって
やっぱり僕は僕の経験で、そこが一番問題だと思ってます。
おーやっぱりこれは仕組みを変えていかないと、教育委員会だってそうですよ。
教育委員会が一つってのは、もう無理ですと。

奥田:だから、そこのメリットは我が社もちゃんと5つの教育委員会のメリットは伝えてますし、

橋下:
いやぁなんかmb、もう僕はちょっとVOICEは見てないから分かんないですけど、
Twitterの中で、えらいあの僕を味方してくれてるあのー返信者の人が
VOICEは酷かったー、VOICEは酷かったーって、みんな返信いっぱい来ましたけどもね。

奥田:それは、市長が私にいつもそういうふうに言うから皆さん、そう思ってるだけであって、

橋下:
(笑)いやいや、だって、見た人が言ってるんですから
僕の代わりにちゃ~んと今ね、いっぱいTwitterにはチェックしてくれてね、
キャストも酷かったってありましたわ。
分からないって言ってたミヤネ、ミヤネ屋の宮根さんの番組もなんか、
コメンテーターが分からないを10回連発してましたって。

奥田:ありましたね。

橋下:それは駄目でしょう

奥田:
まぁあのー、それはちょっと我が社では、分からないとは言ってないので、分からないですけれども、
あのーまぁ我が社は…

橋下:でも酷かったってTwitter多かったですけどね

奥田:毎回平等に、都構想のメリットについても、もう十二分に伝えてるつもりですので。←平等ちゃうけどなw

橋下:
じゃあね、あれ、あのー最初はね、特別区が幾つだったけども、こう変更なりましたとかね、
ま、30万人ぐらいを当初予定してたけども、おー大きいところでは70万人になりましたっていうのは、
これは変わった事は良いんですよ。
あのそれはあの情報提供としてやってもらったら良いんですけど、
変わった事がなんか悪みたいな、あれは良くないんじゃないですか。
だって、変わる議論をした結果ああいうふうになったんですから。

奥田:議論、ま、まぁ(笑)

橋下:
いやっだってねぇ、それはおかしいですよ。
だって、議論をしろ、議論をしろって言ってるんだったら、変わる事なんて当たり前じゃないですか。
色んな意見を聞いて変えるっていうのは。
これ当初案どおりにやってたら、全然相手方の意見聞かないって事になるんですか。

奥田:
ただ、70万人になると限りなく政令市にも近い人口で、
きめ細やかというには、やっぱり70っていうのは大きいんじゃないかというふうに感じる人は多いと思いますよ。

橋下:でも、今よりかはマシでしょ

奥田:ああ、まぁ今との比較では、それは

橋下:
そうそうそう。だから、そっち側の視点も言ってもらわないと、
70だったら大っきい大っきいって言うんだったらね、
確かに、だから、見方のその問題であってね、70を大きい大きいって批判するんだったら、今の260…

奥田:
いや、批判してない。
事実を伝えるだけで、大き過ぎて駄目だったなんて一言も言ってないですって。

橋下:だけど、なんかもう…

奥田:被害妄想だと思いますよ。

橋下:
いやいやいや、被害妄想、僕、番組見てないけど、Twitterではそうやって、
VOICEは酷かったーVOICEは酷かったーって声が凄い多かったって事で…

奥田:
それは、市長の意見が、の声が大きいからそういうふうに聞こえてるだけだと思います。
ちょっと、あとちょっと別、別というかその都構想の関係で、ちょっと古い話で恐縮なんですけど、
ちょっと初期の時代なんで、私あんまり存じ上げなくて申し訳ないんですけど、
知事時代に、そのー都政になるとちょっと都の権限が大きすぎるんじゃないかというような
答弁を市長が知事時代にされた事も。

橋下:もう、覚えてないですね。

奥田:ああ、そうですか。

橋下:
あっ、でももし、でも、あり得るかも分かんないですよ。
だから、東京都政をそのままやるのは良くないっていうのはもうずっと言って来てたんで。
東京都政をね、だから工夫をしますよと、大阪に合うような形で、もっと特別区の権限をね、
充実させるね、あのー特別区にしますよっていうふうに言ってます。
で、これ、今回の財政調整制度について、
まぁ自民党が言ってきてるあのー「府に権限が奪われる」っていう、
だからそれはもう、市議会から見れば大阪府っていうのは敵だし、
全然自分たちは関係ない組織だけど、でも市民から見たら大阪市役所だって、大阪府庁だって、
自分らの代表っていうか、自分らの生活を守ってもらう役所なんでね、
市民から見たら変わらないはずなんですけど、
まぁあの自民党とか民主党とか公明党はもう、
大阪市議会もう大阪府庁を目の敵にして言ってますけどもね、
でもあの、今回の大阪都構想というものの、あの財政調整制度がきちんと出来れば東京都政が変わります
それは、東京都政の中の特別区が今持ってる不平不満、これの解決策を全部盛り込んでるんですから。
東京特別区はね、まぁちょっとあのーどっかの区長さんがトンチンカンな言ってて、
えーでー、「大阪都は逆行する」と、おー
そんな事やる前に政令市になったほうが良いんじゃないか」って、  ←千葉市長のことか?
えーどっかの区長言ってましたけど、そんしたら東京23区全部集めて東京市に戻してですよ、
おー世田谷区かなんかっていう区長も全部選挙制やめて、
職員区長、おー任命にするのかって、そういうふうになったらね、東京の23区長みんな反対しますよ。
あれ、東京の特別区の区長は、あー23区をそれぞれ政令市にしたいっていうだけであって、
一つを纏めて、一つの政令市にするなんか誰も思ってないはずなんでね。
まぁ、まぁちょっと、東京の23区の区長、その人たちがどう考えてるのか知りませんよ。
ただ一つ決定的に言えるのは、東京の23区長は、調整財源として東京都に持っていかれてるお金がね、
本当に自分たちの、まぁこの23区に使われてるのか、
これはこれ、累進課税と同じように税が、税収が凄い上がってる区がね、
税収の乏しい区にお金回されるのは、これはもうしょうがないとしてもですよ、
でも、財政調整財源というものが、
ちゃーんと23区に使われてるかどうかっていうところの検証のシステムがないんですよ、東京都の場合には。
だから、そのお金が23区に使われてるのか、それこそ東京都の借金に使われてるのか、
あー多摩地区のほうに使われてるのか、分かんないわけです。
でも、今回の財政調整制度はそこをしっかりとね、えー今、パーセンテージで言えば22パーとか24パー、
これが広域分として大阪都が、あーこう持つ事になりますけども、
しかしこれは特別区の中でね、しっかり使うっていう事が前提になってるんですよ。
特別区の仕事の為に使うって事になる。
だか、特区協議会でこれを検証する
だか、これがルール化がきちっと大阪都構想で、これルール化になればね、
東京都政も大きく変わると思いますよ。
東京都政について、特別区長がもうずーっと何十年も不平不満を抱いてた、文句を言ってきたその話をね、
この解決策を今回大阪都構想で、これ提示してるんですから。
だ、まぁそういうルールがあったとしても、いや、ルールを破って、
大阪都のほうがお金を巻き上げるんじゃないかって、そう言われたらそうですけど
でも、今の行政の仕組みではそんなルール違反はやりませんよ。

奥田:あんまり長くなるとアレなんで。はい、有難うございます。

橋下:いや、長くて良いですよ。


(以下、略)


「一般論的には」は、通用せえへんなw
これ逆なら「僕は一般論として言ったんですよ」とかブチギレるやろなww

大阪都の「都」とね、首都、これはやっぱり混同されてる人が多い
それ以前に、都にはならんて話なんやけどな?
首都かどうか以前に、大阪府のままやろ( ゚Д゚)ゴルァ!!なんやけど、
みんながメトロポリタンになる」て、何やねん?
橋下はアンポンタン(≧ω≦。)

奥田記者「被害妄想だと思いますよ
これはちゃうな。
「批判されて僕チン可哀想」にしたいだけw

僕を味方してくれてる返信者」 て、信者の間違いやろw

僕の代わりに、ちゃ~んと今ね、いっぱいTwitterにはチェックしてくれて
号令掛けてんやろ?
チェックしてくれたり、味方してくれたりしてる人を一番アホにしてるくせにww


FBで川嶋広稔議員が質問に答えてたのを見つけたんで、コピペしとく。

「WTC」と「りんくう」のことですか?「二重行政ではなく、政策の失敗、どちらも失敗。」
「百歩譲って、その当時二重行政だと言ってどちらか一本にしたら100階建てになっていただけ。」
と言うしかないですね。
もっと細かいことを言えば、国の政策でバブル期に国は税収の多くを地方へ、
都市部へはバブルの中、NTT株上場による資金がダブダブ状態で民活を合言葉に、
三セクなど地方に作らせ、余った資金を地方自治体に押し付けていったことが、そもそもの原因。
さらには、あの当時、リゾート法がありましたが、その対象地域の面積が国土の19%もありましたので、
あきらかに、当時の国民のもっていた「空気」が異常だったんだと思います。
それらがWTCやりんくうを作った原因。
今の価値観や判断基準でモノを考えるから、橋下さんの話にまんまと乗ってしまうんだと思います


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