2015/02/27

2015.02.26(木)大阪市会 本会議「丹野壮治に対しての橋下の答弁」


2/24(火)大阪市会 本会議「加藤仁子議員の討論」に続き、
2/26(木)丹野の質疑ちゅうか、橋下の答弁を適当に省略して文字にしとくw

議案第104号 平成27年度大阪市一般会計予算~議案第174号 特別区設置協定書の承認についてを一括して議題

丹野壮治の代表質問項目


―大阪都構想について

(1)住民自治の充実について
住民自治の充実を図り、住民が自らの判断で地域のことを決めていく真の自治を実現するには、
都構想しかないと考えるがどうか。
また、都構想への批判に対する市長の所見は。

橋下:
住民自治の充実についてなんですが、これはですね、大阪市長という仕事をやってみたら
分かるとしか言いようがないと思うんですが、
あのー知事の仕事の場合には、直接住民の皆さんとおー会話をするうー必要性ってものが市長よりも弱いです。
えーただ市長という仕事の場合には、やはり直接住民の皆さんと会話をしなければ
また、話をしなければ解決しない、解決しない課題が多くてですね、  ←聞く耳持たんくせに
これは議員の皆さんが、あー自分の自らの区で、一体四年間でどれぐらいの住民の皆さんと直接、
接触する事が出来るのかを考えてもらえれば、あー市長という仕事がですね、
この86名の議員の皆さんの接触してる、うーその住民の皆さん、あーんの数をですね、
一人でこれ会話を取れ、そのコミュニケーション取れと言っても、これ土台無理な話です。

学校の統廃合一つ取っても、これは今区長が頑張ってやってくれていますが、
まぁ本来であれば、これも四年も五年も掛けて、えー普通は首長が間に入ってですね、
話をしなければなりませんが、もうこの学校だけでも何百校もあるこの大阪市においてですね、
学校の統廃合に全部、市長が入れるわけもありません

またこれ、商店街についても今度は、ミナミの商店街はですね、えーほかの商店街と違って
非常に土地の価格が高い、こういうところで自転、えー自転車置場の設置義務をねぇ、
課す事が大阪一律のルールに基づいて、設置義務を課す事が本当に妥当なのかどうなのか、
こういう事もしっかり話をして、またそのミナミのその地域で合わせたルールを作らなきゃいけないのに、
こういう事も今の大阪市役所体制では出来ません
まぁとにかく、うー言えばキリがないんですけれども、本来のおー市町村がやらなければいけない、
また市長がやらなければいけない、市議会議員がやらなければいけない
そういう仕事が非常に疎かになってるのが今の大阪市役所、大阪市議会の体制だと思っております。
まぁ少なくとも大阪市内に、いー5名の公選区長と、公選区長を置いて、選挙で選ばれた区長を置いて、
えーまた選挙で選ばれた区議会議員を置いてですね、
東西地域のおーその住民の皆さんの声を出来る限り今よりもこまや、細かく汲んできちっとした行政を
やるべきだと考えております。

それからあのー色んな大阪都構想について、批判があー出ていますが、
ま、根拠のない批判が非常に多いです。
まぁ区役所が無くなるといっても、今の区役所はきちっと残りますし、
中でも非常に問題のある批判は住民サービスが低下するという事なんですが、
これは特別区設置協定書4ページ2番の事務の承継(二)のところにですね、

『事務の承継に当たっては、これまで大阪府及び大阪市が蓄積してきた行政のノウハウ
及び高度できめ細かな住民サービスの水準を低下させないよう、
大阪府及び大阪市は、適正に事務を引き継ぐものとする』と。
特別区に事務を引き継ぐものとするという事になっておりますし、
また、お金の面もきちっとこれは、今大阪市役所が提供している住民サービスに掛かってるお金は、
特別区にきちっと渡す

それに加えて今、大阪市議会で反対されている改革案、改革案件
これも大阪都構想が実現できれば、今大阪市議会、維新の会以外で反対されてる改革案件も
きちっと進んでですね、今よりも税金、これをきちっと、おー浮かす事が出来て
そのお金をきちっと住民サービスに回す事が出来ます
また、大阪府にいー何か、税金が取られるとか、そういうふうな批判がありますが、
あーこれは大阪市議会からすれば大阪府議会や大阪府知事は敵なのかも分かりませんが
市民からとれ、あー市民から見れば、大阪市議会も大阪府議会も、大阪市長も大阪府知事も、
自ら選挙で選んだ代表で、えー全くこれは、あー敵でも何でもありません。  ←当たり前w
単に仕事の役割分担が大阪市議会から大阪市長から、大阪府議会、大阪府知事に、まぁ移るだけであって、
仕事を取られる大阪市議会は、あーまぁお金を奪われた仕事を奪われたと言う、言うのかも分かりませんが
市民からすればですね、どちらの担当が良いのかというだけの話でありまして、
えー住民サービスは上がる事はあれ、上がる事はあったとしても
住民サービスが下がる事は絶対にありません



(2)住民投票に向けた広報活動について
今後どのように広報活動を行っていくのか、市長の所見は。

橋下:
住民説明会の開催やパンフレットなどの印刷物の作成、配布などさまざまな媒体を用いて、
より多くの市民に情報をお届けするための方策を検討しているところであります。
また、住民説明会は、法律上は大阪市長としての説明を果たすと、 ←ほな法律違反や
まぁこれは大阪市長に義務づけられているところでありまして、
僕自身が、あーまぁある意味一人でですね、住民の皆さんに説明をすれば良いという形になっています。
法律上は、そうなっていますが、
ただあの賛成・反対あの双方の意見を聞いてもらって、
えー住民の皆さんに判断していただきたいと思いますので、
僕うーの説明えーだけではなくですね、まぁそこに反対を唱える、まぁあのー維新の会以外のおー議員の方に、
是非来ていただいてですね、えーその住民の皆さんに、いーその討論の状況を見ていただいて、はん、
あのー判断をしていただくと、いうような説明会の方向も考えております。
ただ、あのこれは維新の会以外の各会派の皆さんがイヤだと言えばですね、
あのーそれであれば、法律に基づいて僕一人で説明をしていきますし、
ま、そのほうが公の施設を使えるので、費用も格段に安いです。
これはあのー法律上の話なんですが、あー反対派の人が入って来た中での討論会っていう形にすると、
公の施設を使えず民間施設になります。
ま、ですから、あとは維新の会以外の各会派の皆さん
この説明会に参加されるかどうかをご判断いただいて、
それに合わせた形で住民説明会を開いていきたいと思っています。


―教育問題について
(2)教員の負担軽減及び教育の充実について
②どのように学校現場の負担を軽減し、教育の充実を図ろうとしているのか、市長の所見は。

橋下:
個人商店型のその教育からですね、教員の個人商店型の教育から、
組織対応型の教育へという事を大号令を掛けて今、あー教育改革、
これを教育委員会のほうに頑張って進めてもらってるところであります。
ま、この為にはお金は付けるというような方針を示して、色んな事を考えてもらいましたが、
まぁ、この先生に対する、教員に対する一人一台のパソコン、
この整備すら、まぁ大阪市の教育現場では行われていなかった。
まぁ大阪都構想についてですね、今の政令市のほうが住民サービスが良いんだと
大阪都構想実現すると住民サービス下がると言ってるんですが
今の政令市でどこが住民サービスが高いのか、あー本当によく分かりません
えーずっとお金がない、お金がないと言って、教員一人一人に一台のパソモン、パソコンも与えられない。
えー本当に非常に情けない状況です。
やっぱり改革をしっかり進めてお金を生み出せば、あーこういう事がしっかり出来ますので、
大阪都構想を実現して改革を進めて、更に住民サービスを上げていかなければいけないと、
おー本当に痛切に感じています。
やっぱりこの教員の一人一台パソコン実現出来まして、相当な効果が出ているという報告は聞いています。
ま、更に、いーーそのおー副校長の配置を拡大したりですね、教頭補佐、教頭補助の配置も
これもおー税を投入して、えー行っていきたいと思っております。
まぁ色々、先生は負担が多いというところなんですが、
(略)
クラブ活動についても一度、民間団体に委託を出来ないかという事も考えていきたいと思っております。
いずれにせよ、大阪市の教育現場は非常に、あのー本当に情けないほどの今、予算しか、
あーこれまで付けて、付けられていなかった、そんな状況ですので、
ここを徹底して変えていきたいと思っています。


(3)中学校給食事業について
デリバリー方式やセンター方式を含め、今後特別区に移行した際
実態に合わせた対応が必要であると考えるが、市長の所見は。

橋下:
大阪市はですね、まぁ大阪市も含めてなんですが、朝ご飯を食べずに学校に来る子供の割合が、
全国の中でも一番多いという非常に、いーまぁこれは悲しいそういう状況がありまして、
えーなんとかそこをまず、そこに対しての対処しなければいけないという思いで、
色んなご意見はありましたけれども、全員喫食という形で給食事業を始めさせてもらいました。
ま、この給食については、あー世間からも、またメディアからも、また議会からも、
美味しくないとか、あー色んなご意見を頂きましたけれども、
ただ、よく考えていただきたいのは、これあの給食事業始まる前に、
いー昼食提供事業というものを恐らく議会の皆さんは、あー承認をしてですね、もう既に始めていた。
それをベースにですね、えーこの学校昼食事業を始めております。
寧ろ以前のその昼食提供事業よりも、おー温かい汁物を出したり、いーまぁカレーを出したりとかですね、
以前のその昼食提供事業よりも遙かに、あの良い物になっています
もしですねぇ、以前の昼食提供事業は、その弁当との選択制だから、
あの昼食提供事業で良いんだという、もし意見があったら、こら大変なあーそのーおー
酷い意見でありまして、そーあの弁当持って来れない子供に対しては、その程度の昼食提供事業で良くて、
弁当持って来れる家庭のほうは、あー良い弁当食べたら良いじゃないかという
こ、とんでもない議論ですから、ま、そんな事を議会の皆さん、考えてるはずはないと思っています。
弁当を持って来れる、持って来れないに拘わらず、
うー最低限まぁこの昼食提供事業で良いんだというような事で、
あの昼食提供事業の予算を、ま、議決したというふうに思っています。
えー市議会は、そういう良心的な議会だと思っておりますので、
そうであれば、それをベースにした現在の、そのおー給食事業はですね、
何か市議会のほうから批判を受ける事は、僕はないと思っております。
ただ、更にこのー昼食、あー給食事業をですね、更にレベルの高い物にしていく事は、
これは勿論のおー事であります。
温かいおかずの提供やアレルギー対応という点、この点も改善しなければいけません。
えー本市の実態に見合った給食実施方式を検討する事も必要であります。
まぁその為、平成27年度に小・中親子方式を一校に置いて、モデル校実施をしていく予定です。

また今後、特別区に移行した際にも、新たに実施する小・中親子方式のモデル実施や
これまで培った自校調理方式の経験、デリバリー方式の課題などを踏まえて、
教育委員会が公選区長と連携し、地域の実情に応じた新たな自主方式の検討を行っていくものと考えています。


―府市共同住吉母子医療センターについて
住吉母子医療センター整備を進めるべきと考えるが、市長の所見は。

橋下:
この府市共同住吉母子医療センターのおー現在の状況はですねぇ、
府議会では、あーこの進めようと、おーいう意思表示が為され、
そして市議会では否決だという事で既に府議会・市議会で、ま、拗れ状態を生じています
まさに、こういう事が大阪都構想が実現されれば、こういう捻れは生じないと。
ですから、大阪都構想の効果がゼロだと言われる方は、もうそもそもおかしい話になっています。
えーこの病院の統合をすれば、ランニングコストだけでも、おー年数億のお金が
あー節約できるわけですから、大阪都構想っていうものを実現できれば、
もう少なくてもこの病院のところだけでも実現できる事は、もう間違いありません。
府立急性期総合医療センターと、おーその住吉市立病院のおー小児周産期の、おーその機能ですね、
こちらを機能統合するメリットは、この間何度も説明していますが、最後おー申し上げます。
府立急性期総合医療センターと機能統合すれば、24時間365日の小児救急対応等に加え、
えー最重症合併症分娩への対応も強化できる事や、
診療体制の充実による医師などの勤務環境の向上も図る事が出来る、出来ます。1:27:30
また、あーイニシャル初期コ、初期コスト及び、いー運営コストが抑制できるなど
市民にとっても大きなメリットがあります。
民間病院の誘致につきましては、個別に現在アプローチをさせてもらっております。
府立病院機構や市立病院機構からも医師の確保について、協力を得られるという話になりましたので、
この話をもって民間病院のほうにも、おーーその提案をし、いーこちらのほうに、いー
民間病院の誘致の話を進めていきたいと考えております。
ただ、住吉市民病院の廃止が迫ってる状況においては、市民に対する影響を考えますと、
まずは早期に、府市共同住吉母子医療センターを整備する必要があると考えます。

昨日の松井知事の答弁では、まぁあのー市議会の良識からすれば、そういう事はないだろうけれども、
場合によっては、最終的にどうしようもなくなれば、広域行政としても、
そこは責務は果たしていかなければいけないというような答弁がありましたが、
だからといって、えーこのーまぁこれまでの市役所、おーその市立病院、
まぁ今は市立病院機構ですけれども、おーまた市議会のその責務を放棄する事は、なーいと、
僕は思っておりますので、ま、市議会の皆さんの良識を信じて
一刻も早く予算を可決されるよう、おー求めたいと考えております。
あのーおーとにかく、この府市共同住吉母子医療センターで、えーあのー大阪市南部の、おー小児周産期の、
おー医療レベルが上がる事は、もう間違いありません。
えーですから、早くですね、こちらのほうを進めさせてもらって、
その退院までの間の、おー色々な小児周産期の医療の、まぁその空白期間といいますか、
そういうものは、その期間ですね、空白期間がないようにですね、
出来る限りこちらも、おー努力していきたいと思っていますが、
まずは、府市共同住吉母子医療センター、こちらを進める事が大阪市民のためになる事だと思っていますので、
是非、予算の議決をお願いしたいと考えております。


以上です。


まいど橋下の発言は呆れる事ばっかりやけど、
反対派の人が入って来た中での討論会っていう形にすると、公の施設を使えず民間施設

これ「反対派が」て言い方おかしいやろ。
1/29(木)の記者会見で、「投票運動になるような演説会は駄目だというような報告が来ました」て
発言してるから、賛成派の説明でもアカンいう事やろ。

一番ええのは、橋下に説明させて、一般市民の反対派から嘘がバレるような質問を
してもらって、何も知らん人に事実を知らしめる方法かも?
橋下はデメリットないて言うてるから、公選法に反しなくても協定書に書いてない事を喋るはず。
そういえば、2/5(木)の会見
「勿論全部に僕がその場で答えられない、時間的な制約で答えられないでしょうから、
その場合には書面で出してもらったら、きんちそら答えますんで」て言うてたから、
みんなが居るとこで、時間内に質問したほうがええな。


以下、参照

大阪市会 平成27年第1回定例会 本会議

・本会議の日程 http://spwww.city.osaka.lg.jp/shikai/page/0000001537.html

・委員会の日程 http://spwww.city.osaka.lg.jp/shikai/page/0000031413.html

・議決等案件事項一覧 http://spwww.city.osaka.lg.jp/contents/wdu260/result/201502_03.html

・中継 http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu260/live/index.html

・会議録 http://osaka-shikai.gikai-web.jp/kensaku/


・2015.2.24(火)大阪市会 本会議加藤仁子議員の討論


0 件のコメント: